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親の近くに住む「近居」のメリット

7/16(火) 18:20配信

ファイナンシャルフィールド

核家族化が進行する中、親の近くに住む「近居」が注目されています。親と同居するのは奥様やご主人にもさまざまな負担がありそうなので避けたいが、近くに住みたい、近くならばOKという人は少なくないのではないでしょうか。近居のさまざまなメリットについて考えてみましょう。

進行する核家族化とその弊害

今から30、40年くらい前まで、高齢の親と子のいる夫婦が同居する三世代同居は普通のことでした(以下、三世代の呼び方について祖父母、子、孫としておきます)。

内閣府が公表している「平成29年版高齢社会白書」によると、65歳以上の高齢者のいる世帯は平成27年(2015年)現在2372.4万世帯あり、そのうち三世代世帯は290.6万世帯(12.2%)となっています。

今から約40年前の昭和55年(1980年)では、65歳以上の高齢者がいる世帯数は894.5万世帯。そのうち三世代世帯が425.4万世帯(50.1%)を占めていました。

また、65歳以上の高齢者のいる世帯のうち高齢者のみの世帯についてみると、高齢者夫婦のみの世帯は746.9万世帯(31.5%)、高齢者のお一人住まいの世帯は624.3万世帯(26.3%)となっており、あわせると50%を超えています。

1980年から2015年の、35年間の世帯数の増加率は約1.4倍ですが、それぞれの世帯は小さくなり、高齢者だけの世帯が約2.8倍と大きく増加。

全世帯に占める高齢者がいる世帯の割合は24.0%から47.1%に大きく増加しています。核家族化が進み、家族のあり方、住まい方が大きく変化したことがわかります。

こうした高齢者世帯では夫婦ともお元気なうちはよいのですが、高齢者だけで暮らす世帯が増え、祖父母のどちらかが亡くなればお一人で暮らすことになります。将来のことを考えると、本人もその子も不安を感じるのではないでしょうか。

また、祖父母世帯とのコミュニケーションが円滑でないと、いずれは必ず起きる「相続」が円滑に進まないリスクも高まります。

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最終更新:7/16(火) 18:20
ファイナンシャルフィールド

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