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「明日YouTubeがなくなったらどうするの?」 HIKAKIN、フィッシャーズらを擁するUUUM社長に聞いた。

7/16(火) 10:50配信

ハフポスト日本版

今や、小学生の「将来なりたい職業ランキング」常連のYouTuber。

HIKAKIN、はじめしゃちょー、フィッシャーズ、東海オンエアなど、YouTubeの登録者数総合ランキング国内TOP10のうち、「avexチャンネル」「せんももあいしーch」を除く8チャンネルがUUUM所属のYouTuberだ。

「UUUM」という名前はよく聞くけれど、実際何をしているのか。そして、現在のYouTuberブームの向こう側には、一体どんな世界が広がっているのか。UUUM代表取締役・鎌田和樹さんに話を聞いた。【文:石川香苗子/ 編集:南 麻理江】

「YouTuber版芸能事務所」なんじゃないの?

――UUUMには7500名以上のYouTuberが在籍しています。正直にいうと、「YouTuber版芸能事務所」というイメージなのですが実際のところどうなんでしょうか。

よく言われるんですが、事務所の社長って言われることには実は違和感があります。誰かにそう言われたら「どうも~」って返すだけですけど(笑)。僕たちの役割は、芸能事務所の“エージェント”とひと言でくくってしまうには多岐に渡りすぎていると自負しています。

よく、「YouTuberなんて個人でもできるじゃん。なんで事務所に所属するの?」って聞かれます。確かにある程度のところまではできますけど、いまの社会は、個人が活躍するうえでまだまだ整備されていない部分が数多くあります。

才能ある個人と、YouTubeの向こう側にある社会やマーケットまでの「ラストワンマイル」。そこを、サポートしているのがUUUMです。個人と、社会やマーケットとのハブ役を担っていると思っています。

ーー「ラストワンマイル」というのは、具体的にどういうことでしょう。

例えば、最近では、いわゆる“社会人経験”が一度もないまま、YouTuberとして活動を続けるクリエイターも増えてきています。そうすると、コンプライアンスも、世の中の基本的なビジネスマナーも知らずに社会へ飛び立つ可能性が出てくるんですよね。

それをサポートするのが僕たちです。先日も、東日本の専属クリエイターを200人くらい集めて、コンプライアンス研修を行いました。著作権や肖像権について、あるいは反社会的勢力についてなど一から十までレクチャーしますよ。

あるいは、HIKAKINさんが『ミュージックステーション』に出るということになれば、音楽レーベルの役割をするし、水溜りボンドがグッズを販売したりリアルイベントをやることになれば制作会社のように間に入って、どんなグッズがいいか企画・デザインしたり販売サイトを整えたりします。

それ以外にも、税金対策のために法人化のサポートをしたり、確定申告や、資産運用の相談まで絡んでいく。かと思えば、クリエイターが風邪を引いたらドラッグストアに風邪薬を買いに走ったりもしています。

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最終更新:7/16(火) 10:50
ハフポスト日本版

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