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スクエニ&マーベルの『アベンジャーズ』ゲームに物申す?! 国内ヒットのカギは

7/16(火) 19:40配信

マグミクス

映画や原作とは別の、オリジナルストーリーを体験

 スクウェア・エニックスとマーベルが放つ家庭用ゲーム『Marvel’s Avengers』が2020年5月15日に世界同時リリースされることが、2019年6月に行われた「E3 2019」で発表されました。

【画像】ヒーロー5人の特徴が丸わかり!『Marvel’s Avengers』の予告映像(10枚)

 予告編の公開から2年が経ち、ようやく全貌が明らかになってきた本作は、映画作品とは一線を画したオリジナルストーリー、そして原作・映画ファンならクスリとくるような仕掛けも混ざった作品になるとのことです。

 公開されているストーリーは、サンフランシスコにアベンジャーズ西海岸支部が設立され、記念イベント「アベンジャーズ・デイ」が開催された日から始まります。アベンジャーズがヒーローチームとして活躍し、人気絶頂のなかで事件が起こるのです。

 事件で都市に甚大な被害が発生し、責任を問われたアベンジャーズは解散に追い込まれますが、そこから5年後、世界に危険があふれるなかで再びヒーロ―チームが結成される……といった流れになっています。

 本作はアクションゲームとしての評価が高い『トゥームレイダー』シリーズのクリスタル・ダイナミックス、同じく『トゥームレイダー』シリーズや『デウスエクス』シリーズのアイドス・モントリオールが開発を担当。3人称視点のアクションが中心となり、シングルプレイと最大4人のオンライン協力プレイが可能で、キャラクターの装備をアップグレードで拡充させていく育成要素とアクションを組み合わせていくといいます。

 アメコミ作品を原作とするゲームは過去に数多く出ていますが、キャラクターをメインにしたゲームは物語重視でシステムが平凡に、システム第一にしたゲームはストーリーがオマケ扱い……ということが多く、ある種「クソゲー」になりやすいジャンルでもあります。筆者がプレイしてきたゲームのなかには、明らかにファン向けだが、ゲームとしてはあまり面白いと思えない作品もありました。

アメコミ原作ゲームのヒット事例は?

 そんななかでも、格闘ゲームとして人気になった『MARVEL VS. CAPCOM』、アクション&ステルスゲームとしてシリーズでヒットした『バットマンアーカムシリーズ』、そしてスパイダーマンが縦横無尽に街を飛び回るアクションゲーム『Marvel’s Spider-Man』は、抜きん出た面白さがありました。

 特に、『Marvel’s Spider-Man』は抜群の操作感とアクションに加え、コミックファンもうならせるオリジナルストーリーを描いたことで大きな支持を獲得。このゲームは今後のマーベルゲームに影響を与える作品になったといえるでしょう。

 原作や映画の追体験ではなく、別の新機軸のストーリーで展開されるというのも今のマーベルを表しており、新しいファンの獲得を見据えた『Marvel’s Avengers』も、そうした意味で意欲作と言えるでしょう。

 ゲーム『Marvel’s Avengers』の主要キャラクターはキャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、アイアンマンの5名。他のメンバーについての言及はされていませんが、本作は数年間にわたって展開されるプロジェクトで、新たなヒーローやエリアといった追加コンテンツが配信されるといいます。

 他のキャラクターの登場を望む人は多いでしょうが、全てのキャラクターを使用可能にし、ストーリーに入れ込むのは無謀でもあります。世界のマーベルファンのキャラクター愛は計り知れないものですが、すべての愛を受け止めていたら、ゲームは破綻してしまう恐れがあるでしょう。

 ただ、実際に姿を見せなくても、そのキャラクターの痕跡がゲームの世界にあるだけで、キャラクターゲームとしての価値はぐっと高まります。『バットマンアーカムシリーズ』では、歴代の敵キャラクターがすべて登場するわけでなく、各所に残る彼らの痕跡を集めることでキャラクターを知ることができる、という探索要素が作品に没入できるポイントとして人気でした。

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最終更新:7/16(火) 21:06
マグミクス

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