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遺された65歳以上の妻、遺族年金の寡婦加算額は最高で約60万円も?

7/16(火) 19:30配信

ファイナンシャルフィールド

経過的寡婦加算込みの遺族厚生年金は差額支給

妻への遺族年金としては、夫の老齢厚生年金(報酬比例部分)の4分の3に相当する遺族厚生年金と生年月日に応じて加算された経過的寡婦加算の合計額となりますが、妻自身に会社員として勤務したこと、つまり厚生年金加入期間があり、その結果、妻が老齢厚生年金を受給できる場合については、当該合計額から妻の老齢厚生年金の額を差し引いた額が実際の遺族年金としての受給額となります(【図表2】)。

65歳以降、老齢年金と遺族年金は併せて受給できますが、夫が亡くなった後は、妻自身の老齢基礎年金(要件を満たせば振替加算も加算)と老齢厚生年金、差額支給となる遺族厚生年金(経過的寡婦加算込み)の合計で受給することになります。

専業主婦期間が長かった妻のために遺族年金に加算がある一方、妻自身に厚生年金加入期間(会社員期間)があって老齢厚生年金を受給できる場合は、反対にその分遺族年金は調整されることがポイントとなります。

執筆者:井内義典
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者、特定社会保険労務士、1級DCプランナー

ファイナンシャルフィールド編集部

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最終更新:7/22(月) 10:47
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