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警告看板なし!? 移動式オービスの実態を調査|最新探知器によるテスト結果を発表

7/16(火) 15:59配信

MOTA

オービス情報サイトが「移動式オービス」の現状を発表

最大級オービス情報サイト「Orbis Guide」を運営する有限会社パソヤは、全国的に普及が進んでいる移動式オービスの現状についてまとめるとともに、移動式オービスに対応して警報を出す探知器のテスト結果を発表した。

■覚えておきたい! 移動式オービス3種を画像でチェック

従来のオービスとの違い

■神出鬼没、警告なしでの検挙も
移動式オービスは、自動車の速度違反を自動で取り締まることができる新型の小型取締装置である。正式には「可搬式速度違反自動取締装置」や「半可搬式速度違反自動取締装置」と呼ばれる。
従来からあるオービスは位置が覚えられると効果が下がるが、移動式オービスの設置場所はほぼ無限なので、神出鬼没的な運用が可能となる。また場所も畳一畳ほどのスペースで設置できるため、通学路などの狭い道路でも設置が可能だ。
また、15キロオーバーなどの青キップクラスの違反者も検挙することがあったり、東京都や愛知県などでは手前に警告看板を設置せずに運用を行うこともある。
■ネズミ捕りとの違い
通称”ネズミ捕り”と呼ばれるスピード違反取り締まりは、その場で違反切符の処理を行なう広いスペースが必要だ。しかし移動式オービスは後日呼び出す方式のため狭い道路での実施も可能であるほか、人員も2名程度で行なえるのでより効率的といえる。
■移動式オービス導入地域
移動式オービスは2019年7月現在、北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・島根県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・富山県・山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県・滋賀県・兵庫県・奈良県・岡山県・広島県・香川県・福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・宮崎県で稼働中または導入決定が公表されている。さらに2020年には全ての都道府県に導入される予定だ。

移動式オービスの種類は3種類

■LSM-300HK(東京航空計器株式会社製)
埼玉県と岐阜県で運用されている中型のオービスで、トラックとハンドパレットトラックによって移動する。
レーザー(光)により違反車両の速度を計測する。岐阜県では数日間無人で設置されていたこともある。
■LSM-300(東京航空計器株式会社製)
三脚に載せて使う小型タイプで、1人でも移動でき、数時間単位での運用が可能。
多くの県で導入が進んでおり、レーザー(光)により違反車両の速度を計測する。
■Sensys MSSS(Sensys Gatso Group)
埼玉県、岐阜県、それに最近北海道にも導入された小型タイプで、1人でも移動でき、数時間単位での運用が可能。
違反車両の速度を計測はレーザー(波)を使う。ストロボとカメラ本体を別々の三脚にセットするセパレート型である。

探知器は移動式オービスに反応する?

愛知県の南知多道路で運用されたレーザー式の移動式オービスに対し、2019年7月10日、2社の最新のレーザー&レーダー探知器がどう反応するのかをテストした。
使用した探知器はこの移動式オービスに対応可能をうたったもので、2社から各1種類ずつ発売されている。2019年4月にユピテルより「LS300」が、同年6月にはコムテックから「807LV」が、レーザーを受信できる機能をプラスして登場した。
今回のテストではどちらも200メートル以上手前から反応することを確認できた。但し、周囲の車などが遮蔽物になったり、コーナー先に設置されていたりすると探知距離が短くなることもあるようだ。

MOTA編集部

最終更新:7/16(火) 16:33
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