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蘭華「“三足のわらじ”で頑張ってみたい」歌手活動への苦悩から見えた未来:インタビュー

7/16(火) 21:13配信

MusicVoice

 シンガーソングライターの蘭華。昨年は苦難を乗り越え2ndアルバム『悲しみにつかれたら』をリリースし、フジテレビ『ザ・ノンフィクション』に出演。関東圏のみの放送だったにも関わらず大きな反響があったという。MusicVoiceでは昨年10月にインタビューをおこないメジャー活動の厳しさを語ってもらった。今回はその後の活動の状況や、1枚でも多くアルバムを届けるためにおこなっているという「スナックキャンペーン」について話を聞いた。【取材=村上順一】

■反響が凄かった『ノンフィクション』

――昨年アルバム『悲しみにつかれたら』をリリースされてからの活動はいかがでしたか。

 昨年インタビューをして頂いた直後にフジテレビさんの『ザ・ノンフィクション』でドキュメンタリーが放送されて、私もスタッフもこの放送が『悲しみにつかれたら』のプロモーションに大きく繋がれば良いなと思っていました。歌番組以外での初めてのテレビ出演、しかもドキュメンタリーということで大変大きな反響をいただきました。

――本当に凄かったですよね。

 ドキュメンタリーという特性上、賛否両論は出ると思っていました。他の出演者さんたちの放送回のコメントなどもチェックしたのですが、肯定と批判が大体半々ぐらいで。なので私もそのくらいを想定していました。でも、放送が終わってみれば9割ぐらいが辛辣なコメントで、夜になってもコメントが止まらないんです。それは本当にショックでした。

――予想を超えてしまったと。

 そうなんです。事務所のメールやブログ、Twitter、Facebookにもアドバイスも含めて沢山届きました。「アニソンを歌った方が良いのではないか」や、「若者に受ける曲を歌ったほうが良いんじゃないか」とか…。ビジュアル面でもアドバイスをいただいたり。けっこう具体的なことまで書いてくださった方もいました。

――親身に考えてくれた方もいたんですね。

 はい。でも、ほとんどが批判的な感じだったということもあり、正直傷つきました…。想定外のコメントやメールの多さにマネージャーは寝込んでしまいましたし、2週目の放送でも同じような感じだったら「蘭華の音楽人生は終わった...」と話していて。
――そうだったんですね…。

 でも、ここで私たちが頑張らないと、せっかく作った作品が広がらないし、皆さんに届けることが出来なくなってしまう。プロデューサーを含め私たち3人はこれをバネにして頑張っていかなければいけないと思いました。辛辣なコメントの中にも的を得た意見もあり、学ぶべきことが沢山ありました。

――ポジティブに捉えたんですね。ちなみに届いたメールなどは全部見たんですか。

 5000件くらいあったと思うんですけど、全部読ませていただきました。それに加えて掲示板やSNSのコメントもほぼ全部チェックしました。周りからは「見ないほうがいいよ」とアドバイスを頂いたのですが、見だしたら止まらなくなってしまって…。

――そのお気持ちもわかりますけど、傷つきますよね。

 以前の私だったら、歌番組に出た際に目にした数件のネガティブなコメントでも落ち込んでいました。でも、予想を遥かに上回る反響に逆に心臓が強くなったのだと思います。私のような陽の当たらない歌手もメジャーにはいて、そんな私に陽を当ててくださった番組プロデューサーには感謝です。しかも2週連続で放送なんてありえないですから。

――2週連続はなかなかないですよね。

 そうですよね。最初は1週の予定でしたが、放送直前になって2週連続で放送して頂けることになりました。8カ月間も密着して頂いて、100時間ぐらい撮ってくれていまして。前後編にしますと聞いた時はすごく嬉しかったです。寒い日も暑い日もカメラをまわし続けてくださったディレクターさんには本当に感謝しかないです。

――そして、5月にはその後の蘭華さんの様子もいれた特別編もBSで放送されて。

 今の私の活動も10分ぐらいですけど追加して再編集して頂きました。最初に放送されたものは関東でしか見れなかったんですけど、今回は全国放送だったこともあり、北は北海道から南は沖縄の方からもコメントが届きました。そして、嬉しいことに批判的なコメントがほとんどなかったんです。

――こういったインタビューやテレビなど、時には誤解を生んでしまうこともありますからね。
 本当に難しいなと今回思いました。ちょっとしたことで、意味合いが変わって捉えられたりしてしまうんだなと。

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最終更新:7/16(火) 21:13
MusicVoice

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