ここから本文です

色黒な肌がコンプレックスの大学生が、「ミス・ワールド」に出た理由

7/16(火) 16:50配信

ハフポスト日本版

女性を容姿で評価する、ミスコン。

幼い頃に、色黒な肌を友人に指摘されてからずっとコンプレックスを抱き、「ミス・ワールド・ジャパン京都大会」に出場した鈴木七海さんが、ハフポスト日本版に寄稿した。

彼女があえてミスコンに出場して、「人を外見で判断しないで」と訴えるまでの経緯とは?

ずっと夏が楽しめなかった

夏がやってくる。
今年はどこに行こうか、新しい水着を買って海に行こうか、浴衣を着て夏祭りに行こうか。
それとも友達とバーベキューに行こうか、何なら1人でどこか涼しいところに行ってしまおうか。

実は、私が純粋に夏を楽しめるようになるまでになるには、随分長い時間がかかった。
長らく夏が来るたびにこう思っていた。
「日焼け止めの季節がやってきた」。

小さい頃からずっともともとの肌の色が黄色っぽく、吸収した紫外線が夏になるとすぐにメラニンとして蓄積されることが嫌だった。
日焼け止めを塗っても塗っても、日に日に黒くなっていく自分の肌の色が嫌いだった。

夏になると頭の中で反芻する「なんでそんなに黒いの?」「ななみん、日焼けしたね」などなど、これまで私の友人たちが悪気なく投げかけてきた言葉たち。

肌が日焼けしやすいことを気にしない時期もあるには、あった。
幼稚園の頃なんて絶対に何とも思っていなかったはずだ。

いつからだろう。誰かから自分の外見をジャッジされるようになったのは。
いつの間にか、誰かに外見を判断されることに慣れてしまった。

そんな中、思い出してみると、ある一人の男の子の言葉が私に強烈なコンプレックスを植えつけた。小学生の頃、私に「まっくろくろすけ」と毎日伝えてきたのである。負けん気の強い子どもだった私は、何か言い返した記憶があるが、だからといって全く気にしない訳ではなかったし、家に帰って一度だけ母の前で泣いた。それからずっと、他の人から私の日焼けした肌について言及される時も、悪い意味で言っているのではないかと思うようになってしまった。

1/4ページ

最終更新:7/16(火) 16:50
ハフポスト日本版

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事