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【米ビルボード・アルバム・チャート】J.コール率いるレーベル・コンピ盤初登場1位、マシン・ガン・ケリー5位デビュー

7/16(火) 12:35配信

Billboard Japan

 J.コール率いるレーベル<ドリームヴィル>のコンピレーション・アルバム『Revenge Of The Dreamers III』が初登場1位に輝いた、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 本作は、J.コールが中心となって制作された、同レーベルのコンピレーション3作目となるアルバムで、2015年リリースの第二弾が記録した29位を大きく上回る、レーベル作品としては初の首位獲得を果たした。なお、J.コールは2011年発表のデビュー・アルバム『Cole World: The Sideline Story』から、昨年大ヒットした5thアルバム『KOD』まで、5枚のスタジオ・アルバムが全て1位を記録していて、本作を含めると通算6作目のアルバム首位獲得となる。

 『Revenge Of The Dreamers III』の週間ユニットは115,000で、そのうちアルバムの売上枚数が23,000枚と、ストリーミングによるユニット数が大多数を占めた。アルバムからは、今年1月にJ.コール名義でリリースしたシングル「ミドル・チャイルド」が、ソング・チャート“Hot 100”で最高4位のヒットとなり、アルバムのプロモーションに貢献した。シングル曲としては、J.コールの歴代最高位となる。

 本作には、<ドリームヴィル>に所属しているオーメン、アリ・レノックス、コズ、リーズン、J.I.D、バス、アースギャング、リュートの他、今年「Suge」でブレイクした新人ラッパー=ダ・ベイビーや、タイ・ダラー・サイン、T.I.、スキー・マスク・ザ・スランプ・ゴッドなど25人以上のゲストに加え、サプライズでケンドリック・ラマーも参加している。アルバムの制作には、100人以上のアーティストやプロデューサーが携わっていて、レコーディングの様子を撮影した制作ドキュメンタリー『REVENGE』も話題を呼んだ。

 2位には、ビリー・アイリッシュの『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』が前週の3位から再び浮上。週間50,000ユニットと依然高い数字を維持しつつ、4月の初登場から上位に居座り続けている。本作からは、ソング・チャートで最高2位を記録した「バッド・ガイ」が大ヒット中。7月11日にジャスティン・ビーバーをフィーチャーしたリミックスが公開されたため、次週アルバムのもユニット数も上昇する可能性が高い。そのソング・チャートで首位を独占し続けている「オールド・タウン・ロード」含むリル・ナズ・XのEP盤『7』は2位から4位にダウンし、先週首位デビューを果たしたクリス・ブラウンの『インディゴ』も3位に転落している。2位~4位の作品は、いずれも5万前後とユニット数は僅差だった。

 39,000ユニットを記録し、今週5位にデビューしたのはマシン・ガン・ケリーの新作『ホテル・ディアブロ』。本作は、2017年リリースの前作『ブルーム』(最高8位)から2年ぶり、通算4作目のスタジオ・アルバムで、1st『レース・アップ』(2012年 / 4位)、 2nd『ジェネラル・アドミッション』 (2015年 / 4位)と4枚すべてのアルバムがTOP10入りした。とはいえ、初動ユニット数としては決して高いといえず、TOP3入りを逃した理由としては、先行シングル3曲がいずれもランクインしなかったことが挙げられる。シングル・ヒットのないアーティストは、ストリーミングが弱い。

 シングル・ヒットにより、アルバムのユニット数も上昇しているのが、6位に浮上したリゾの 『コズ・アイ・ラヴ・ユー』。本作からのシングル 「トゥルース・ハーツ」が、先週のソング・チャートで6位にランクインし、自身初のTOP10入りを果たした。シングルがヒットすると、その曲のストリーミング数が伸びるだけでなく、アルバム全体の視聴回数も上昇する傾向がみられる。今週、16位から8位に返り咲いたポスト・マローンの『ビアボングズ&ベントレーズ』も、7月5日に新曲「グッバイズfeat.ヤング・サグ」がリリースされたことを受け、ユニット数が上昇した。なお、本作 『ビアボングズ&ベントレーズ』には「グッバイズ」は収録されていない。

 9位には、DJマスタードの『パーフェクト・テン』が前週の8位からダウンし、10位はジョナス・ブラザーズの『ハピネス・ビギンズ』が同位をキープした。週間ユニット数はいずれも24,000程度で、今週は2位以下のユニット数がいずれも5万以下と動きが低調していた。


Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは、7月19日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『Revenge Of The Dreamers III』J.コール/ドリームヴィル
2位『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』ビリー・アイリッシュ
3位『インディゴ』クリス・ブラウン
4位『7』リル・ナズ・X
5位『ホテル・ディアブロ』マシン・ガン・ケリー
6位『コズ・アイ・ラヴ・ユー』リゾ
7位『フリー・スピリット』カリード
8位『ビアボングズ&ベントレーズ』ポスト・マローン
9位『パーフェクト・テン』DJマスタード
10位『ハピネス・ビギンズ』ジョナス・ブラザーズ

最終更新:7/16(火) 12:35
Billboard Japan

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