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日本株は下落、業績懸念や原油安-電機や原油関連、陸運など広く売り

7/16(火) 7:51配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 16日の東京株式相場は下落。為替市場で円が高止まりするなどで企業業績が懸念されて精密機器や電機など輸出の一角が下落し、四半期赤字観測のヤマトホールディングスなど陸運も安い。原油市況安から鉱業や石油・石炭製品など原油関連は下げが大きかった。

〈きょうのポイント〉

SMBC日興証券投資情報部の松野利彦氏は「今週は小売りや鉱工業など米国で主要な経済指標が発表される上、金融当局者の発言もあり、今月の米利下げ幅や先行きに対する市場の見方が多少振り回されそう」と述べた上で、「米利下げに日本が追随できない状況のため、為替相場は円安になりにくい」と話していた。

日本銀行の企業短期経済観測調査(短観)での大企業・製造業の今期想定レート、1ドル=109円35銭を超える円高が続いて買いにくい中、株価指数は徐々に下げ幅を広げた。野村証券の佐藤雅彦エクイティ・マーケットアナリストは、安川電機の3-5月期決算や中国の4-6月期国内総生産(GDP)では米中摩擦激化の影響がみられたとし、「市場ではこれから発表が本格化する日本企業の決算に対する懸念が強い」と指摘。企業の今期計画は慎重だが、影響をどの程度受けたのかを「進捗(しんちょく)率などで確認する必要がある。しばらく動きづらい」とみていた。

(c)2019 Bloomberg L.P.

Toshiro Hasegawa

最終更新:7/16(火) 15:06
Bloomberg

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