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「あと5周あれば……」マクラーレン、ノリスの2ストップ戦略は“誤り”と認める

7/17(水) 12:28配信

motorsport.com 日本版

 F1第10戦イギリスGPで、マクラーレンのランド・ノリスは8番グリッドから出走し、11位フィニッシュで惜しくもポイント獲得を逃した。

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 52周のレースが中盤に差し掛かった20周目、スピンしたアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)のマシン回収のためにセーフティカーが出動した。その際マクラーレンはノリスをピットインさせない事を選択。ただ、これはノリスが13周を終えたところで、既にタイヤをソフトからミディアムへと変更していたためでもある。

 チームは、2度目のピットインを行ってノリスに新しいタイヤを履かせるという作戦を考えていた。その時までに、セーフティカー中にピットインしたライバル達が古くなったタイヤに苦戦することで、作戦が上手く機能することをチームは望んでいたが、その筋書き通りとはならなかった。

 ノリスは35周を終えたところで2度目のピットイン。しかしこれでポジションを落としてしまい、ポイント獲得圏内に戻ることができるほどの反撃はできなかったのだ。

 マクラーレンのチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、率直にチームが採った戦略を間違いだったと認めたが、そうするに足るだけの理由があったと語った。

「ランドについてだが、我々の手にしていたデータ全てが、彼のタイヤが摩耗していることを示しており、我々はレースを最後まで走ることは高いリスクがあると考えた」

「結局、我々は新しいハードタイヤに交換すること、そして終盤に競争力を得ることを望んだ。だが(その戦略を機能させるには)もう5周は必要だったように思える」

 また、ノリスはチームの採った戦略は間違いだったことは明らかだとしつつも、チームの行ったことを批判したくないとも語った。

「僕らはセーフティカー下で間違った決定をしてしまった。するべき時にピットへ入らなかったんだ」

「ギャンブルではなかったけど、終盤にもう数人がポジションを落とすことを望んでいた。そうはならなかったけどね」

「結果論だけど戦略が間違っていた。ただ僕らがその決定を下した時に分かるものではなかった」

「だから僕は今でもチームを支持している。たとえ最終的に正しい選択でなかったとしても、彼らは間違ったことはしていないんだ」

Jonathan Noble

最終更新:7/17(水) 12:28
motorsport.com 日本版

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