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【WWE】アスカ&カイリ タッグ王座挑戦で勝利もルールに屈して戴冠ならず

7/17(水) 13:21配信

東スポWeb

【マサチューセッツ州ウースター16日(日本時間17日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会が開催され、日本が世界に誇るカブキ・ウォリアーズことアスカ(37=華名)、カイリ・セイン(30)組がWWE女子タッグ王者のアイコニックス(ビリー・ケイ、ペイトン・ロイス)にようやく挑戦。王者組の姑息な戦法でリングアウト勝ちしたが、ルールにより王座の移動はなかった。

 カブキ・ウォリアーズは凱旋試合となった6月の日本公演でアイコニックスに勝利して次期王座挑戦権を獲得。先週、騒音美女軍団はビリーが仮病を使う前代未聞の姑息な手段で防衛戦を回避したが、この日は2人の代理人のペイジ元GM(26)が対戦を厳命してようやく王座戦が実現した。

 日本公演で圧勝した上に、カイリは4月のSD昇格後わずか3戦目で王者組のペイトンにシングル戦で勝利。臆するところは何もなく、開始からウォリアーズが一気に出た。

 ペイトンとの張り手合戦を制したアスカがバックに回ると、カイリは待ってましたとばかりにリバースのバックスタバーのようにダブルニーを顔面に合わせて、ダウンを奪う。さらにカイリはスライディング式のネックブリーカー。すでに王者の貫禄すら漂うウォリアーズが、開始から躍動した。

 ところがアスカのヒップアタックを、ロープ際でペイトンがエスケープ。代わったビリーが顔面にビッグブーツを叩き込むと、気が強い女帝は「何じゃコラ」と声を荒らげて高速のソバットを側頭部に入れる。たまらずビリーはリング外に転落。心配したペイトンが駆け寄った。

 場外カウント6でビリーがリングに戻ろうとするとペイトンの表情に一瞬、ひらめきが浮かんだ。何を思ったのかビリーの足を引っ張り、再度リング下へ戻す。そう、ルール上、リングアウト負けなら王座は移動しないのだ。テンカウントが数えられるとアイコニックスは、敗者にもかかわらずベルトを掲げて大騒ぎ。試合で負けて王座を防衛。ほとんど試合を支配しながら、王座を奪えなかったウォリアーズにとっては何とも納得できない結末となった。

 キャーキャーと嬌声を上げる王者には、ウォリアーズもさすがに激怒。2人をリングに戻すや、アスカがヒップアタックからソバットを決め、最後はカイリが必殺のインセインエルボーでペイトンを完全KOしてウサを晴らした。

 負けそうでいても最後は王座を守り抜くアイコニックスの戦法は、もはや1980年代の全日本プロレスで難攻不落を誇ったNWA世界王者のリック・フレアー、ハーリ・レイス、AWA世界王者のニック・ボックウィンクルの域まで達して…はいないが、とにかく負けない王者という厄介な存在となった。

 しかしカブキ・ウォリアーズの王座奪取は時間の問題。あとはずる賢い王者組を攻略するため、入念な作戦が必要になってきそうだ。

最終更新:7/17(水) 15:20
東スポWeb

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