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ついに始まる、脳直結インターフェースの時代。イーロン・マスクのAI危機対策として

7/17(水) 16:31配信

ギズモード・ジャパン

「こいつ、直結脳内に…!」なんて驚かなくなる未来。

2019年7月17日のお昼過ぎ、イーロン・マスクとNeuralink(ニューラリンク)のメンバーたちが、約2年の静けさを破ってその事業内容を公開しました。脳直結インターフェースの開発です。

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なぜ開発しているのか、どう作るのか、使うとどうなるのか。一気にカバーしていきたいと思います。AI(人工知能)の進化に対抗したくば、EI(拡張知能)に頼るしかないかもしれない…。でもその未来は明るく楽しいはず!

イーロンの対AI戦略

Neuralinkの目標は、人類がAIと拮抗できるようにすることです。ホーキング博士が危惧していたように、イーロンもいずれAIが人間の手には負えなくなることを危険視していました。たとえ人間のために作られたAIだとしても、AIの自己進化はいずれ想定を超える事態を巻き起こす可能性がとても高い。もしそうなったら人類は自らより賢くなったAIを止められるのか? おそらく無理でしょう。アリが人間の行動を理解できないように、人間もAIの意図を理解することなく滅亡するはずです。

こういった人類の危機は、イーロンの問題解決意欲に直結しています。楽観視せずに現実的な対抗手段を持とう。で、開発した対抗手段でより明るく楽しい未来が作れたら一石二鳥でサイコーじゃないか、といった具合に。たとえば地球温暖化の危機に対しては、乗るのが楽しい電気自動車Tesla(テスラ)を。道路の渋滞に対しては、みんなが使える地下トンネルBoring Company(ボーリング・カンパニー)を。そして地球全体の危機に対しては、サイコーの火星植民地を作るSpaceX(スペースX)を。その一環で、AI危機に対する対抗手段がNeuralink(ニューラリンク)というわけです。

AIの進化が現実的に止められないのであれば、人間がAIと対等に渡り合える知能を手に入れればいい。でも生物学的な進化は待ちきれないから、技術的に知能を拡張するしかない。いっけん突拍子もない事業に見えるNeuralinkですが、その真意は人類を救うためなのです。

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最終更新:7/18(木) 16:01
ギズモード・ジャパン

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