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画面付きスマートスピーカー「Echo Show 5」、じっくり使って分かったこと

7/17(水) 11:45配信

ITmedia PC USER

 Amazonから画面付きスマートスピーカー「Echo Show 5」が登場した。従来の「Echo Show」が10.1型の大画面だったのに対し、本製品は5.5型というコンパクトなサイズゆえ、設置のしやすさが特徴だ。今回は外観チェックからセットアップ、基本的な使い方までをじっくり見ていこう。

【写真】Google Nest Hubとのサイズ比較

コンパクトなボディーだが設置場所は要注意

 まずは外観を見ていく。パッケージに付属するのは本体とACアダプター、スタートガイドの2つのみ。ACアダプターは15W仕様で、モデル名を見る限りではEcho Dot(第3世代)と共通だ。

 スタートガイドには、本体各部位の名称からセットアップの流れ、操作方法がまとめられている。これらの説明がほとんどなく、良くも悪くも自力で探さなくてはならない「Google Nest Hub」に比べ、ハードルは低い印象だ。

 画面サイズは5.5型ということで昨今のスマートフォンと近しいが、ベゼル幅が太いせいか、同等サイズのスマホに比べるとやや大きく見える。視野角は上下/左右ともに広く、斜め方向から見ても画面が見づらいことはない。

 ボディーサイズは、天地こそ86mmとコンパクトなのだが、電源ジャックが真後ろに飛び出す構造なので、奥行きは意外と取る。実際に測った限りでは、最低でも約110mmの奥行き(ボディー自体は73mm)が必要になる。

 これが競合のGoogle Nest Hubの場合、奥行きは約90mmあれば十分なので、画面サイズが小さい本製品(Google Nest Hubは7型)の方が、むしろ余計に奥行きが必要ということになる。ベッドの棚など狭いスペースに設置する場合、このことはネックになる可能性がある。ケーブルを左右どちらかに逃がす形状のコネクタにしてほしかったところだ。

カメラカバーはAmazonなりの回答?

 本体上部には、マイクとカメラのオン/オフボタンや音量調整ボタンといったおなじみのボタンが並ぶ。これらは並び順も含めてEcho Showと同様だが、新しく追加されたのが、右端にあるカメラカバーだ。これを右にスライドさせると、画面の右上にあるカメラのシャッターが物理的に覆われ、利用できなくなる。従来のEcho Showにはなかった機構だ。

 スマートスピーカーはセキュリティが不安視されることが多く、特に画面付きのスマートスピーカーは、音声以外に映像についても懸念は大きい。先日発売されたGoogle Nest Hubに至っては、カメラそのものを搭載しないという、大胆なアプローチを採用しているほどだ。

 その点、本製品はカメラを内蔵するものの、未使用時は物理的に覆ってしまうことで、盗撮などの不安がないことをアピールしている。もちろん、従来でもカメラやマイクをオフにすることは可能だったが、これはあくまでソフトウェア上の切り替えということで、ユーザからすると本当に撮影が行われていないのか、確認する術がなかった。

 その点、本製品は物理的にカバーで覆ってしまえるため、安心の度合いはこれまでとは段違いだ。Amazonなりの解といえるこの仕様、おそらくEcho Showも、次のモデルチェンジで、同じ仕様に改められるのではないだろうか。

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最終更新:7/17(水) 11:45
ITmedia PC USER

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