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チッチの音楽愛が結実!BiSH、eastern youth、リーガルリリー、GEZANが白熱競演

7/17(水) 12:15配信

音楽ナタリー

BiSHのセントチヒロ・チッチがキュレーターを務めるライブイベント「THAT is YOUTH!!!!FES」が昨日7月16日に東京・Zepp Tokyoで開催された。

【写真】GEZAN(Photo by Kenta Sotobayashi)(メディアギャラリー他10件)

チッチが“青春”をテーマにオファーまで担当した初のライブイベント「THAT is YOUTH!!!!FES」にはGEZAN、リーガルリリー、eastern youth、BiSHの4組が出演した。トップバッターはチッチ曰く「脳みそを撃ち抜かれたような感覚になる存在」だというGEZAN。彼らはマヒトゥ・ザ・ピーポー(Vo, G)が天を仰いで咆哮してから「忘炎」でライブ開演の狼煙を上げる。疾走感のある「wasted youth」で轟音を響かせてフロアの熱気を高め、「赤曜日」ではマヒトが鬼気迫るポエトリーを聞かせるなどしてサイケデリックな空間を生み出した。MCでマヒトは「今日はもうめちゃくちゃやな。清掃員(BiSHファンの呼称)ってなんや? さっき聞いたけど、クソアイドルとかって。俺ら、令和で一番綺麗なクソや」とコメント。さらに「今日みたいなよくわからん日って素敵。少しずつ頭のチューニング、ネジを緩めていって、愛を持ってサバイブしていきましょう」と呼びかけ、最後に「DNA」を観客に捧げた。

2番手はチッチが「一番仲いいけど一番嫉妬してる存在」だというリーガルリリー。たかはしほのか(Vo, G)の歯切れよいギターバッキングに、海(B)、ゆきやま(Dr)の緩急の効いた演奏が重なる「the tokyo tower」、浮遊感のあるサウンドと激しいサウンドのコントラストが映える「ぶらんこ」を続けて披露して観客を魅了した。たかはしはおっとりした口調でお礼を述べてから、「どこからか皆さん来てくれたんだと思います」「遠くに旅行に行かないで近場で済ませるみたいな。でもどこからか来てくれてありがとうございます」と独特のコメントを残し、挨拶代わりに「こんにちは。」をプレイ。最後には映画「惡の華」の主題歌に決定している新曲「ハナヒカリ」を披露し、内に秘めた思いを吐露するかのようなまっすぐな歌声を届けた。

続いて登場したのはeastern youth。チッチが彼らを「生き抜こうという力をもらった」「一番弱い若者たちに聴いてほしい」という気持ちで迎えた。eastern youthはさまざまな場面で演奏してきた楽曲「夏の日の午後」「砂塵の彼方へ」を届け、吉野寿(Vo, G)の熱い叫びに呼応するようにオーディエンスは拳を突き上げた。1990年代後期の楽曲群に続いて、2017年発表のアルバム「SONGentoJIYU」から「ソンゲントジユウ」でパッションほとばしる爆音を轟かせて喝采を浴びた。続いては吉野が音頭を取りつつ、「夜明けの歌」をパフォーマンス。この曲はBiSHがデビューを飾った楽曲「スパーク」のオマージュ元となったナンバーで、清掃員を大いに沸き立たせた。

トリを飾ったBiSHはまず、ホラーテイストの「FREEZE DRY THE PASTS」でリンリンが椅子と同化したかのようなシアトリカルなステージを展開。BiSHはパンキッシュなサウンドの「DEADMAN」で観客を盛り上げ、続けざまに「BiSH-星が瞬く夜に-」を投下して会場の一体感を高めた。MCではチッチが「初めての日という1回きりしかないこの瞬間を観に来てくれた皆さん、ありがとうございます」と話し、来場者や出演バンドへの感謝の気持ちを伝える。「今日はどうしても出会ってもらいたい音楽、どうしても知ってもらいたい音楽があって、あなたたち自身で感じてもらいたかった。3バンドを観て、どんな気持ちになりましたか? 私は胸がいっぱいすぎて感情がよくわからなくなりました。BiSHはBiSHらしくやっていきたいと思います。特別な夜に……」と思いを語り、観客に向けて人気曲「オーケストラ」を捧げた。アイナ・ジ・エンドが「ラストスパートよろしく!」と叫び、「サラバかな」を披露したあと、チッチは「私が音楽に救われたように、ここにいる誰かが今日、生き抜く力をもらっているなら、私はとてもうれしいです。BiSHの原点を歌って帰ります」と述べ、6人でBiSHのデビュー曲「スパーク」を届けて初の主催企画を締めくくった。

■ 「THAT is YOUTH!!!!FES curated by CENT CHiHiRO CHiTTiii」2019年7月16日 東京都 Zepp Tokyo セットリスト
□ GEZAN
01. 忘炎
02. wasted youth
03. 赤曜日
04. 東京
05. DNA

□ リーガルリリー
01. the tokyo tower
02. ぶらんこ
03. はしるこども
04. こんにちは。
05. ハナヒカリ

□ eastern youth
01. 夏の日の午後
02. 砂塵の彼方へ
03. ソンゲントジユウ
04. 夜明けの歌
05. 街の底

□ BiSH
01. FREEZE DRY THE PASTS
02. DEADMAN
03. BiSH-星が瞬く夜に-
04. オーケストラ
05. サラバかな
06. スパーク

最終更新:7/17(水) 12:15
音楽ナタリー

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