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最安バーガーは1000円 モスが最高級店をオープンする狙いを現地で確かめた

7/17(水) 17:52配信

ITmedia ビジネスオンライン

 モスバーガーを運営するモスフードサービスは、7月19日に最高級のハンバーガーを提供する「MOS PREMIUM(モスプレミアム)」(横浜市)をオープンする。同社が運営する紅茶専門店「マザーリーフティースタイル」も“同居”する「フードホールスタイル」と呼ばれる店舗だ。

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 モスプレミアムは、「世界一のハンバーガーを開発する」という目標を掲げている。最も安いハンバーガーは1000円(税込、以下同)となっており、1300円や1500円の高価格帯商品もそろえた。

 なぜ、同社はこのような店舗をオープンさせたのか。

モスバーガーの中の位置付け

 モスプレミアムは、2015年にオープンしたモスバーガーの上位店舗「MOS CLASSIC(モスクラシック)」(東京都渋谷区)をさらにアップグレードさせた店舗という位置付けだ。昼には肉汁がたっぷりで食べ応えがあるグルメバーガーを提供し、夜はクラフトビールなどのお酒に合うソーセージや前菜の盛り合わせも提供する。なお、モスプレミアムの商品ラインアップは、モスクラシックと一部重複している。

 モスプレミアムの限定商品には、「モスプレミアムバーガー」や「3種のとろけるチーズバーガー」(ともに1300円)などがある。モスプレミアムバーガーは、味の奥深さを追求するために、モスバーガーのミートソースをオリジナルにアレンジしている。また、甘さを引き出したオニオンソテー、厚切りトマト、ベーコン、チェダーチーズなど、多くの具材を挟んだボリューム感たっぷりの商品になっている。使用しているパティやバンズは、通常のモスバーガーのものとは異なる。

 原料調達には、モスバーガーのノウハウを生かしている。例えば、「丸ごとトマトのカプレーゼ」には、モスバーガーと同じ生野菜が使われている。

紅茶専門店と同居しているワケ

 モスプレミアムの大きな特徴は、モスフードサービスが運営する紅茶専門店「マザーリーフティースタイル」が同じ店舗内に“同居”していることだ。

 お店に入ると、目の前にはモスプレミアムのカウンターが並んでいるが、その隣にはマザーリーフのカウンターもある。お客は、その時の気分に応じて、ハンバーガーを注文したり、紅茶を注文したりできる。厨房と座席を2店舗で共有することで、スタッフの人員削減や業務の効率化を図るのが目的だ。

 注文方法も工夫されている。昼の時間帯、お客はそれぞれのカウンターで商品を注文し、店員にお金を払ってから席で料理が届くのを待つ。この時間帯は多くのお客が来店し、1人客も多い。追加注文をするお客はそう多くないので、この方式が効率的だという。夜になると、お客はテーブルに置いてあるタブレットから注文する。タブレットの中には、モスプレミアムとマザーリーフのメニューが全部入っているので、店員はオーダーをとる必要がなくなる。食事が終わった後、お客はレジで会計を済ます。これは、ゆっくりとくつろぎながら食事をしてもらいつつ、追加オーダーをとりやすくするための工夫だ。

 昼と夜の客単価は、それぞれ1100円と2500円を想定している。最もスタンダードなハンバーガー(1000円)にはポテトも付いているが、ランチの時間帯にはドリンクがサービスされる。つまり、ランチ需要を1000円で満たせるというわけだ。

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最終更新:7/17(水) 17:52
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