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三池崇史監督の長編デビュー作「皇居前のロケは勝手にやった」 椎名桔平と映画界の変化を語り合う

7/17(水) 21:14配信

オリコン

 俳優の椎名桔平(55)と三池崇史監督(58)が17日、埼玉県・SKIPシティで行われた映画『新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争』(1995年)の上映会に出席。三池監督にとって劇場用長編デビューとなった同作について「皇居前のロケなんて勝手にやりました」と振り返り、現在の映画界の変化なども語り合った。

【全身ショット】ダンディーな格好で登場した椎名桔平

 同映画は、麻薬、殺人、臓器売買など何でもありの三池監督のパワーが炸裂した作品。低予算でありながら、台湾ロケを敢行するなど話題を集めた。椎名は、あらゆる犯罪のるつぼ・新宿歌舞伎町で勢力を伸ばすチャイニーズ・マフィア“龍爪”を追う新宿署の一匹狼・桐谷を演じた。

 三池監督は「俺の最新作も新宿が舞台なんだけどなんだか気配が変わっちゃった」と24年前と比較。「当時から新宿では様々なアンダーグラウンドの人たちが暴れてたんですけど、今はヤクザものはファンタジーになっている。このときはリアルというか街にそういう気配があって、撮ったら逃げろ!という感じで。俺たちには(映画を)作る権利がある」と制作陣も体を張った撮影だったことを回想した。

 椎名は「このころの時代の良さがあった」と振り返り「テレビほどではないですけど、映画も奔放にできないことを感じてきている。Netflixとか外国の会社と言うのかな? それはテーマ的にもリミットなくやれている。その影響を受けて、日本の映画がもっと自由な方向性に向かっていけば」とネット配信作品のような“自由”の必要さを語った。続けて「自由さが出てきたらこのころを土台として、三池監督とまたご一緒したいなと思いますね」とラブコールも送っていた。

 三池監督は椎名に対し「丸くなったフリをしている。行けと言ったときの瞬発力はまだ持っていると思う」と絶賛も「今の日本の俳優たちにとっては、海外の映画とかドラマが憧れになっているのが残念に感じますよね」と語った。

 この日は、同作のプロデューサーを務めた土川勉氏(63)も登壇した。

最終更新:7/17(水) 21:20
オリコン

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