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LMEニッケル価格、4カ月ぶり高値。直近1カ月で15%上昇

7/17(水) 6:04配信

鉄鋼新聞

 LME(ロンドン金属取引所)ニッケル価格が現地15日、6営業日連続の続伸となり、4カ月ぶりの高値をつけた。米中貿易摩擦をはじめとする世界経済の先行き不透明感などから3月以降はじわじわと値を下げていたが、直近1カ月間で約15%上伸し、年内最高値に迫っている。海外鉱山の操業不調やLME在庫が再び減少に転じていることなどから需給の引き締まりが意識され、買い戻しが入っているもよう。
 現地15日のLMEニッケル価格は、前場終値(セツルメント価格)で現物価格がポンド当たり6・05ドル(トン当たり1万3350ドル)、3カ月先物価格が同6・10ドル(同1万3450ドル)。ニッケル価格は3月上旬に年内最高値(現物価格が6・17ドル、3カ月先物価格が6・19ドル)をつけた後、米中貿易摩擦の影響などから売りが先行し、6月には同5・2ドル台まで下落していた。
 需給指標となるLME在庫は、5月下旬に15万トン台まで減少し、およそ6年3カ月ぶりの水準まで減少。その後の1カ月間で約1万トン増加したが、足元では再び減少傾向となり、13年1月以来、およそ6年半ぶりの15万トン割れが目前に迫っている。現地12日の在庫は前日比516トン減の15万324トンとなり、6営業日連続の減少となった。

最終更新:7/17(水) 6:04
鉄鋼新聞

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