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今や発祥の地に暮らすのはわずか30頭…プーチン大統領に贈られた「ゆめ」を育て上げた秋田犬ブリーダーの奮闘

7/17(水) 11:02配信

AbemaTIMES

 ピンと立った耳に、つぶらな瞳。太く、くるりと巻いた尻尾。均整の取れた体で凛々しく立つのは、日本犬として初めて国の天然記念物となった「秋田犬」だ。ちなみに読みは“あきたけん“ではなく“あきたいぬ“。秋田県大館市に本部を置く秋田犬保存会に認められた犬だけが名乗ることができる。

【動画】テレメンタリー「That's AKITA これぞ秋田犬」

 昨年、平昌オリンピック女子フィギュアスケートで金メダルを獲得したロシアのザギトワ選手にメス犬の「マサル」が贈られたことをきっかけに人気が過熱。ぬいぐるみなどの関連商品は品薄状態が続き、ふれあい施設にも連日、大勢の人が詰めかけた。今や、海外で“AKITA“といえば、地名(県名)ではなく、「秋田犬」のことなのだ。
 
 しかし、40年前には国内を中心に4万頭がいた秋田犬も、今やおよそ5000頭を数えるまでに減少。ブリーダーの高齢化も進んでいる。“真の秋田犬“を未来に残すことはできるのか。今、日本の誇りが大事な岐路に立たされている。

■プーチン大統領に贈られた秋田犬を育てたブリーダー

 そんな中、長年受け継がれてきた血統を守るために奮闘する人たちがいる。発祥の地・大館市で秋田犬を飼育・繁殖するブリーダーの畠山正二さんもその一人だ。

 「ゆめがあっちいったら、一気にワーッてなったもんな」。2012年、ロシアのプーチン大統領に贈られた「ゆめ」も、実は畠山さんのもとで生まれ育ったメス犬だ。以来、「畠山さんが育てた子犬が欲しい」という問い合わせが次々に寄せられるようになった。

 本業は農家の畠山さん。本格的に飼育を始めたのは13年前のこと。先輩ブリーダーの教えを元に、自分なりの飼育方法を確立してきた。先輩ブリーダーの本瀬純一さんは、畠山さんについて「繁殖のためには発情の見逃しがあってはならないが、そういった点をしっかりチェックしている。日頃の手入れ、運動管理もいいし、生まれた子犬は非常に大きく、コロコロ可愛く育ててくれる。安心して子犬を任せられる方だと思っている」と評価する。

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最終更新:7/17(水) 11:02
AbemaTIMES

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