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冷食市場 堅調1・8%増 米飯類ギョーザ 「調理済み品」がけん引

7/17(水) 10:10配信

日本農業新聞

 冷凍食品の市場が拡大している。2018年の市場規模(見込み)は、前年比1・8%増の1兆6425億円だったことが民間調査会社の富士経済の調べで分かった。単身世帯や共働き世帯の増加による調理の簡便化ニーズを受けた。冷凍米飯などの「調理済み品」や冷凍の農産品など、幅広い品目で伸びを維持している。

 冷凍食品は、電子レンジで加熱するだけで手軽に食べられる。長期保存が可能な点も強みに、家庭向けと業務向けの需要が共に拡大。市場規模は12年から前年超えが続き、23年には17年比7・3%増の1兆7298億円と予想する。

 種類別で最も伸びたのは「調理済み品」で、前年比1・3%増の7714億円。家庭内の簡便調理ニーズが高まり、冷凍米飯類や冷凍ギョーザなどが大きく伸びた。

 業務用では調理の手間がかかる唐揚げ、かつなどの揚げ物が増えた。

 農産品は冷凍野菜と冷凍果実の伸びが堅調で、前年比2・4%増の1574億円。近年の天候不順の影響で生鮮品は相場変動が大きかったが、冷凍品は数量や価格が安定している点が支持されている。ただ、原料は輸入が中心で、国産原料供給の増加に期待が高まっているという。

 デザートは2%増の5357億円。大半を占めるアイスクリーム類が堅調に伸びた。

 麺類は3・2%増の1781億円。パスタ、中華麺の伸びが目立った。

 同社は「調理工程の簡略化などで業務需要を取り込むなど、冷凍食品市場の成長は今後も続く」と展望する。

最終更新:7/17(水) 10:10
日本農業新聞

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