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子どもの安全確保へ「自分守る方法教えて」 千葉県警委嘱のアドバイザーが講演

7/17(水) 10:39配信

千葉日報オンライン

 千葉県内でも子どもが被害に遭う凶悪事件が相次いでいる状況を受け、安全対策を強化しようと県警は16日、小中学校や地域で体験型教室を開く「ステップ総合研究所」の清永奈穂所長(48)を「子供見守りアドバイザー」に委嘱した。清永所長は県警本部(千葉市中央区)で講演し「子どもが自分で身を守れる方法を地域ぐるみで教える必要がある」と教育委員会や県警の担当者に呼び掛けた。

 アドバイザーは警察が子どもに防犯指導する際のプログラムや教材の考案などを担当する。講演では、実際に起きた事件を基に子どもが巻き込まれやすい状況を解説した。

 清永所長は「見守り活動が行われている場所で事件は発生しにくい」とする一方、巡回する地域ボランティアや警察官の数に限界があると指摘。「子どもたちに不審者を見極める基準を理解させ、不審者からの誘いを明確に断るための指導が求められる」と述べた。

 2017年に松戸市立小3女児が殺害された事件で、逮捕されたのは顔見知りの保護者会長だった。清永所長は「“知らない人について行ってはいけない”では不十分。“知っていても家に入らず、車に乗らない”と伝えてほしい」と注文した。

 不審者対策として「とっさに走って逃げたり、ジタバタするなど抵抗したりする訓練が大事」と強調。即座に子どもを守れるようにスクールガードなどのボランティアだけでなく、「通行人など全ての人が子どもや周囲の異変を察知できるような機運づくりが重要」とした。

最終更新:7/17(水) 10:39
千葉日報オンライン

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