ここから本文です

【独占告白】吉田亜沙美が振り返るバスケ人生②「大胆さと繊細さを持ち合わせる司令塔が歩んだ道」

7/17(水) 20:42配信

バスケットボールキング

惜しまれながら昨シーズン限りで現役生活にピリオドを打った吉田亜沙美。改めて言うまでもなくJX-ENEOSサンフラワーズ11連覇の立役者であり、女子日本代表を世界のトップレベルに押し上げた功労者だ。今回、彼女のバスケ人生を振り返るロングインタビューに成功。全3回でそれをお伝えしていく。

第2は東京成徳大高校時代やJX-ENEOSサンフラワーズ入団時と10代後半の頃を中心に様々な人の支えの中で吉田亜沙美が選手としても人としても成長していった様子を本人たちの言葉を交えながらお伝えする。

取材・文=田島早苗

毎日の練習が楽しかった高校時代

 吉田は、心の底からバスケットが大好きだ。

 それは、目をキラキラと輝かせながらプレーしていた姿からも感じられるところだが、「本当に楽しくて、学校に行っても早く練習がしたいと思っていました。練習に行きたくない、嫌だと思った日は一日もなかったですね」と、高校での3年間を振り返る言葉からも伝わってくる。

「練習メニューが曜日ごとに異なっていたのが楽しかったし、下坂先生に教えてもらうのも楽しかったです」と、吉田にとっては下坂須美子コーチの存在も大きかったよう。

 実際、下坂コーチも「曜日でメニューを変えていたのが合っていたのかもしれないですね。それと、練習には遊びの要素を入れていたこともあるのかな。アウトナンバーで攻めるという練習も多かったから“読む”ことができた。お互いに駆け引きをしながらプレーをするのが楽しかったのかもしれないですね」と言う。

 さらに吉田については、「よく練習前に1対1で遊んでいました。そういった光景は、男の子では見るけれど、女の子ではあまり見ない。本気でやっているというよりは、笑いながらやっていましたが、その中から何かヒントを得ていたのかもしれません。遊びの中で試したものを実際の練習に取り入れているようなところはありましたから」と、当時のエピソードも語ってくれた。

 長きに渡り東京成徳大高校を指導していた下坂コーチは、大学やトップリーグ(現在のWリーグ)で活躍する選手を多く輩出。近年では吉田と大﨑佑圭(旧姓:間宮)のオリンピアンに加え、藤井美紀(元シャンソン化粧品シャンソンVマジック)、山田茉美(元デンソーアイリス)に山本千夏、篠原恵(富士通レッドウェーブ)や石原愛子(JX-ENEOS)といった個性豊かな選手たちの名前が並ぶ。

1/4ページ

最終更新:7/18(木) 11:59
バスケットボールキング

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事