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落下カバー山中で発見 運輸安全委がヘリ調査

7/17(水) 14:19配信

北國新聞社

 16日、小松市山間部の池(いけの)城(じょう)町で、鉄骨を運搬中のヘリから落下した重さ約2キロのカバーが、山中で見つかったことが17日分かった。ヘリは北陸電力の鉄塔工事で使う鉄骨を運んでいた。同社から運航を委託された中日本航空(愛知県豊山町)によると、カバーは木に引っ掛かっていた。国土交通省が事故につながりかねない重大インシデントに認定したことを受け、運輸安全委員会の航空事故調査官が現地で詳しい状況を調べている。

 北電によると、16日午後2時半ごろ、ヘリが小松市池城町の仮設ヘリポートから西へ約1・5キロ離れた鉄塔の工事現場へ高度120~150メートルを飛行中、運搬していた鉄骨を包むカバーが落下した。

 カバーはポリプロピレン製で縦横1・1メートル。複数の鉄骨の両端を束ね、ワイヤで固定してあった。鉄塔近くでカバーが外れ、落下するのをヘリ乗組員が目撃していた。

 航空事故調査官は17日午前11時50分ごろ、池城町の仮設ヘリポートに到着し、中日本航空や北電の関係者から当時の運航状況を聞き取った。ヘリの状態も確認し、鉄骨をつり下げていたとみられるロープなどを調べた。

 小松市池城町は市街地から南東へ約10キロ離れた山間部に位置し、カバーが落下した周辺に民家はない。

 石川県内では6月24日にも、県が中日本航空に委託して運航するドクターヘリから、部品の金属製プレートが剥がれているのが見つかった。県によると運航前の点検で異常はなく、輪島市や白山市に出動した際に落下した可能性がある。

北國新聞社

最終更新:7/17(水) 14:19
北國新聞社

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