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中国と東南アジアを「アニメ」が結ぶ、文化展示会に200社以上参加

7/17(水) 14:35配信

CNS(China News Service)

【CNS】中国・広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)南寧(Nanning)で5日から8日まで、中国―ASEAN博覧会文化展示会とアニメゲームショーが開かれた。中国とインドネシア、タイ、マレーシア、日本、韓国など200社以上の企業が集まり、契約の交渉が行われたほか、コスプレ愛好家が集い、花を添えた。

【写真】和服姿のコスプレイヤー

 広西チワン族自治区は、中国で発展が著しい沿岸部と対照的に内陸部に位置するが、中国とASEANを結ぶ「最前線」でもある。自治区の文化観光局長、甘霖(Gan Lin)氏は5日、「中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は地理的に近く、歴史と文化のつながりがあり、文化産業の分野で幅広い協力ができる」と述べた。

 この展示会は2015年から始まり、中国が進める現代版シルクロードプロジェクト「一帯一路(Belt and Road)」沿線の国・地域との間で、文化産業分野における交流や協力を促進するプラットフォームを提供してきた。今年は国際(ASEAN)特別商品展示エリアを設け、各国の誇る観光、芸術・文化、グッズ、出版物、アニメゲームなどを展示し、国際的に人気が高まっているeスポーツも行われた。

 アニメゲームショーでは、大勢のコスプレイヤーが集まり、カメラの前でアニメキャラクターの動きをまねしたポーズを取っていた。個性的で色鮮やかな衣装は人々の視線を集め、あちこちで写真撮影が行われた。

 アニメゲーム業界は、近年の中国とASEAN間の文化協力の目玉となっている。広西国際博覧会事務局次長の楊雁雁(Yang Yanyan)氏は「今回の展覧会で10社以上の中国の有名なアニメゲーム企業が海外のバイヤーと交渉し、より広い市場を開拓している」と説明する。

 甘霖氏によると、広西はアニメゲーム産業の発展のため、数多くの素晴らしい作品を生み出している。広西で制作された(広西に生息するサルの)「白頭葉猴(ゴールデンヘデッドラングール)」の子ども「壮壮(Zhuang Zhuang)」が主人公のアニメ「白頭葉猴 嘉猴壮壮」は、タイの企業が1000万元(約1億5700万円)で放映権を契約し、タイの主要テレビ局で放送される。かわいい熊の小米(Xiao Mi)が主人公のアニメ「熊小米」は東南アジア6か国で放送される契約も結ばれた。

 文化産業分野における中国とASEAN諸国との間の交流は近年、ますます盛んになっている。例えば、中国-ASEANのテレビ・映画チャンネル「華麗播(China Live Channel)」では、中国の優れた作品が東南アジアで放映されている。大型ドキュメンタリー映画「海の新シルクロード ASEAN万里行」も中国とASEANが共同で制作。中国とカンボジアのアーティストによる共同公演「アンコールの微笑(Smile of Angkor)」もカンボジアで人気を集めている。(c)CNS/JCM/AFPBB News

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。

最終更新:7/17(水) 14:35
CNS(China News Service)

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