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参院選茨城 投票締め切り、37市町村繰り上げ

7/18(木) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

公選法で「午後8時まで」と規定される投票締め切り時間を繰り上げる市町村が増えている。21日投開票の参院選は、県内全44市町村の8割に当たる37市町村(一部投票所の1市含む)が繰り上げを実施する。多くは「期日前投票の浸透」を繰り上げの理由として挙げる。県選管は「繰り上げる場合は、投票機会の確保の点から住民に時間の周知を徹底してほしい」と注意を呼び掛ける。

全投票所で2時間繰り上げ、投票時間締め切りを午後6時までとするのは、日立市や取手市など32市町村。1時間繰り上げて午後7時までとするのは、水戸市など4市。北茨城市は山間部にある投票所3カ所に限り繰り上げる。

投票時間は有権者が投票に行きやすいよう、1998年の同法改正で午後6時から同8時へと2時間延長された。その後、「選挙人の投票に支障を来たさないと認められる特別な事情」のある場合に限り、市町村の判断で繰り上げることが可能になった。

投票締め切り時間を繰り上げる市町村は年々増加。参院選の推移を見ると、2007年は10市町だったが、10年に15市町、13年に32市町村となり、今回で37市町村に上った。

繰り上げる市町村が理由に挙げるのは、期日前投票所の浸透だ。1時間繰り上げる水戸市は「JR水戸駅ビルなど人の集まる場所に期日前投票所を置いて対応した」と話す。期日前投票は03年に導入され、参院選では04年から適用された。県全体で期日前投票所の数は04年105カ所だったが、16年は131カ所、今回は149カ所と増えている。その半面、当日の投票所の数は減っている。

一方、午後8時までを維持する市町村は「有権者の投票機会や利便性を確保するため」などとしている。ひたちなか市は「夜にならないと来られない人もいる。少しでも投票機会を奪わないようにしたい」と述べた。(成田愛)

茨城新聞社

最終更新:7/18(木) 4:04
茨城新聞クロスアイ

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