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【タイ】スペースバリュー、オートパーキング開設へ

7/18(木) 11:30配信

NNA

 立体駐車場メーカーの日成ビルド工業(金沢市)を含むスペースバリューホールディングスグループのタイ現地法人スペースバリュー(タイランド)は、バンコク北西部パヤタイ地区でフルオートシステムを装備したカート式駐車場を備えた自社ビルの建設を進めている。同社がタイでこのタイプの駐車場を建設するのは初めてで、8月1日の稼働を予定している。
 同ビルは、タイ企業のエー・ツー・ケー(A2K)が高架鉄道(BTS)のアーリー駅とサパンクワイ駅の中間地点で進めているコミュニティーモール「アクア2」(仮称)内の敷地(面積1,920平方メートル)に建設される。投資額は約5,000万バーツ(約1億7,500万円)。8階建てで、2~6階部分がカート式駐車場となる。収容台数は80台。スペースバリュー(タイランド)の瀧健太郎ゼネラルマネジャーによると、日本でまだ導入実績のない最新の機種を使用している。
 駐車場は、アクア2やA2Kが近隣で先に手掛けたコミュニティーモール「アクア」、周辺のオフィスビルの利用者を主なターゲットとしている。駐車料金は1時間50バーツで、月極は駐車時間や時間帯により1,500~4,000バーツ。アクア2やアクアの店舗で買い物をした利用者には割引する予定だ。7~8階部分はオフィススペース、1階部分は小売りスペースとして貸し出す。
 アクアは複数の飲食店や低層のオフィスビルから成るが、駐車場がないことが問題となっていた。「アクア2を開発するに当たり駐車場が必要と判断したA2Kからアプローチを受け、建設に至った」(瀧氏)。A2Kとは、20年の土地リース契約を結んでいる。
 カート式駐車場は今後、トンロー、エカマイ、ラプラオのコンドミニアム(分譲マンション)などにも設置する予定だ。
 ■19年は受注額3倍目指す
 瀧氏によると、日本では縦に伸びるタワー式駐車場の需要が大半を占めるが、タイでは横(平面)に伸びる駐車場が全体の8~9割を占める。特に都市部ではコンドミニアムや商業施設の建設の増加に伴い立体駐車場の需要が拡大しており、現在30~40件の問い合わせを受けているという。2018年の受注額は1億2,300万バーツで、19年はその3.3倍に相当する4億バーツを目指す。
 スペースバリュー(タイランド)は、13年の設立。主に立体駐車場の建設と工場などの一般建築を手掛けている。これまでにバンコク北部ラクシー地区のオフィスビル「ジュタマード」の敷地内に自走式立体駐車場や、エカマイ地区にタワー式立体駐車場を建設した実績を持つ。

最終更新:7/18(木) 11:30
NNA

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