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リーダーとは“ビースト(野獣)” LCC業界を制する次なる一手~ピーチ アビエーション 井上慎一社長 インタビュー~

7/18(木) 15:40配信

MBSニュース

航空業界に価格破壊をもたらしたLCC・格安航空会社。その中で関西空港に拠点を置く「ピーチ アビエーション」は来年、「バニラエア」と経営統合します。経営破綻する航空会社は少なくない中、過去最高の売り上げを更新するなど業績好調なピーチ。しかし、競合ひしめくLCC業界では、安穏とはしていられません。ピーチが打つ“次なる一手”…。それは、需要の増加が見込まれる北東アジア路線の覇権を狙っての戦略といいます。“アジアのかけ橋”を目指すことを目標に掲げ、し烈な“空の闘い”に挑む井上社長に話を聞きました。

■チェックインカウンターは段ボール製

―――就航から7年が経ちましたが、どんな7年でした?

激動の日々、業績は順調ですが、水面下はバタバタ。日々、崖ぶち、チャレンジの連続でした。

―――机などは寄せ集めで、コストカットはとことんやると聞きました。

当時は全部、頂き物だったので、お金は全くかかっていません。だから、事務所に置いてある机や椅子などもバラバラ。関西空港に置いてあるチェックインカウンダーは、有人カウンターではありません。このチェックインカウンターのポイントは、全ての手続きが5秒で終わるという点です。私どもは、“空飛ぶ電車”を目指していますので、電車でICOCAを使って改札を通るみたいにできないかなと考えました。お金をかけるところには、かける。かけなくて良い所には、かけないということで考えたのが、チェックインカウンターのボディー部分ですね。段ボールでできています。強度的には、全く問題ありません。

―――ピーチ アビエーションの強みは?
 
2つありましてひとつは、大阪に拠点をおいているということ。関西に住んでいる人たちは、特に大阪の人たちは、安くていいものを評価するこういう志向が、ものすごく強いです。これが、われわれのLCCのモデルとぴったり合います。安くて悪いものは受け入れられない。だめじゃないですか?値段が高いのもダメです。ちょうどLCCのコンセプトにあうのが、ここ関西です。非常に関西のみなさんに応援していただいて今日がある。もうひとつは、社員です。ご紹介したチェックインカウンターのような工夫ですね。日々、困難な課題にチャレンジして、さらにそれを喜々として取り組んでくれる。そして、実際に実現していく。社員は宝ですよね。

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最終更新:7/18(木) 15:49
MBSニュース

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