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遊園地・テーマパーク経営企業の収入高合計、増加基調で推移

7/18(木) 14:13配信

帝国データバンク

増収企業増加の一方、天候の影響を受けた地域も

 令和初の夏休みシーズンが到来。10連休のGWに始まり、夏季休暇も長期取得が可能となる社会風潮のなか、関東を中心に1961年の統計開始以来最長の日照不足の反動で、梅雨明け以降は、遊園地・テーマパークには例年以上の人出となることも予想される。一方で、各社新しいイベントやアトラクションの導入などさまざまな取り組みが見られ、全国的に競争が激化している。

 2018年の訪日外客数は約3119万人とはじめて3000万人を突破。これまで最多の前年(約2869万人)を上回った(日本政府観光局〈JNTO〉)。一方、2018年度の遊園地・テーマパークの入場者数は約7930万人と前年比微増(調整値)にとどまっており(経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」)、インバウンドの取り込みの余地もまだある。

 帝国データバンクは、2019年6月末時点の企業概要データベース「COSMOS2」(147万社収録)および公開情報から、遊園地・テーマパーク経営企業のうち2016年~2018年(1月期~12月期決算)の3期連続で収入高が判明した162社を抽出して分析した。前回調査は2018年7月。

※「遊園地・テーマパーク経営企業」とは、原則として収入高のうち、遊園地・テーマパークおよび動物園・植物園・水族館経営による収入が最も大きい企業
※業績は単体数値で推定値も含む。損益は当期純損益
※対象期間中(2016年~2018年)に決算月変更を行った企業は集計対象から除いた

収入高合計、1.6%の微増

 2018年の162社の収入高合計は約8711億8300万円で、前年比1.6%の微増となった。各社の収入高の増減を見ると、2018年に増収となった企業は162社中53社(構成比32.7%)で、前年から7.4ポイントの増加となった。一方で減収となった企業は33社(同20.4%)で、増収企業数が減収企業数を上回った。

黒字企業が増加

 162社のうち2017年、2018年の2期連続で損益が判明した106社を見ると、2018年の黒字企業は83社(構成比78.3%)で、前年から4社増加した。また、このうち2期連続の黒字企業は72社(同67.9%)となった。

 他方、赤字企業は23社(同21.7%)。うち、2期連続で赤字となった企業は16社(同15.1%)となった。

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最終更新:7/18(木) 14:13
帝国データバンク

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