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収穫前に一体誰が・・・ 呉羽梨 切られる被害相次ぐ/富山

7/18(木) 10:55配信

チューリップテレビ

 いったい誰が何の目的でやったのでしょうか?来月の収穫を前に富山市呉羽地区の特産、『呉羽梨』の木が何者かに切られる被害が相次いでいることがわかりました。

 被害総額はおよそ100万円。
 警察が器物損壊の疑いで調べを進めています。

 「富山市呉羽地区の梨農園です。ご覧のように梨の木、無数の傷が入っています。そしてこちら、枝の部分に至っては完全に切断されています」(記者)

 富山市吉作の梨畑。
 畑の木が無残に傷つけらていました。
 こちらの木は完全に根元から切断されています。

 「枝の幹の一番大事なところをばっさりきられてますね。上の方ではなくて下」(生産者)

 この男性によりますと、梨の木が切られていたことに気づいたのは16日午前8時半ごろ、いつものように梨の実の確認をしていたときのことでした。
 主力品種の『幸水』を中心に木の幹や枝にのこぎりで切られたような傷が見つかりました。

 「正直言葉にならなかったのが最初の思いですね。まさかって」(生産者)

 被害にあったのは「幸水」と「豊水」「なつしずく」の3品種であわせて27本。
 被害総額はおよそ100万円にのぼるといいます。
 収穫まであと1か月に迫っていました。

 「この後はこのまましてても身も大きくならないし、かれてくだけなんで自分のところで処分というか。日に日に収穫間際になると見てこようかって。大きくなったなとか」(生産者)

 Q.そういうのが今回の事件で一気に?
 「そういうのが一気に一瞬でかき消されたと言うか奪い取られたっていう感じですからね。いろんな人の思いがあっての収穫なんで」(生産者)

 この梨園で被害があったのはほとんどが若い木で、傷がついてしまうと栄養がいきわたらなくなるため伐採するしかないといいます。

 「1年間の苦労と、やっぱり木がここまでなるには何年、何十年と育ててきてるんでその無念さがあったっていうのとただやっぱり、こういう被害は他で起きて欲しくないですし、うちにかぎらず他の生産者のところで起きて欲しくないのが一番の願い」(生産者)

 ところが…「被害にあったのは、1箇所だけではありません。そのすぐ隣、こちらの梨畑も同様の被害にあいました」(記者)

 「ここに切りくずがちょっと目に入ったもので見たらこの辺がぐるーっと(切られていた)」(生産者・土池さん)

 こちらの土池実(どいけ・みのる)さんの梨畑も同じような被害にあっていました。
 16日夕方、畑にある2本の梨の木に傷がつけられていたことに気づき木が枯れないよう、すぐに処置しました。

 「ぬれたシャツを3枚水につけてばんそうこみたいなもんやちゃ。自分の子どもみたい。自分の子ども傷つけられたようなもんや」(生産者・土池さん)

 梨農家を67年やっていますがこうした被害は初めてだといいます。
 毎年、丹精込めて育て、収穫の時期を楽しみにしていただけに憤りを隠せません。

 「10年かかって育ててきて、ようやく採算が取れてきたのにすごいショックやちゃ」(生産者・土池さん)

 相次ぐ梨の木の被害に近所の梨農家はー「同じなし農家としてゆるせない」(梨農家)

 被害を受けた農家によりますと15日の夕方までは、異常はなかったということで、15日夜から16日の朝にかけての犯行と見られています。
 警察はパトロールを強化するほか、梨畑の周辺に防犯カメラを設置するとともに器物損壊の疑いで、調べを進めています。

チューリップテレビ

最終更新:7/18(木) 10:55
チューリップテレビ

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