ここから本文です

21世紀に英ラジオで最も流れた楽曲は?

7/18(木) 15:15配信

Billboard Japan

 21世紀に入ってから最も放送された楽曲はスノウ・パトロールの「しあわせがじんわり(チェイシング・カーズ)」であると、英音楽ライセンス会社PPLが認定した。

 2006年にリリースされたこの曲は、UKオフィシャル・シングルス・チャートでは6位が最高位だったものの、TOP75に94週間チャート・インし続け、同年英国で14番目に売れたシングルとなった。また、40年以上続いたBBCの音楽番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』の、2006年7月に放送された最終回の大トリを飾ったのも同曲のパフォーマンスだったとPPLは指摘している。

 2019年7月16日、英ロンドンのOXOタワーで開催されたPPLの85周年記念式典で、ボーカルのギャリー・ライトボディが賞を受け取った。彼はBBCに対し、「信じられない。どうしてこんなことになったのかよくわからない」と感想を述べつつも、曲のロング・ヒットについては、「これは感情をさらけ出した曲で、シンプルな曲だ。でも臆面がないラブ・ソングで、僕らはほかに(このような曲を)持っていない。この曲が観客を一つにしてくれるところが一番気に入ってるんだ。演奏するたびに美しい瞬間が訪れる」と語っている。

 全英チャートに3年以上とどまり続けたこの楽曲は、次点だったブラック・アイド・ピーズの「I Gotta Feeling」やファレル・ウィリアムスの「ハッピー」などの世界的メガ・ヒットを抑えての首位獲得だった。「チェイシング・カーズ」はスノウ・パトロールの4thアルバム『アイズ・オープン』に収録されている。

 PPLのデータは、英国のラジオやテレビで使用された音楽を追跡している。同社のCEOであるPeter Leathemは、「チェイシング・カーズ」がその訴求力の高さからラジオや公共の場、そして人気ドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』など数々のTV番組で使用されたことに触れ、「これらのプラットフォームが、レコードがリリースされた当初からの寿命を劇的に伸ばすことができる」と指摘し、長く愛される楽曲を生み出したスノウ・パトロールに敬意を表した。

 バンドはインスタグラムにこの名誉について投稿したが、「まずおことわりから」と前置きし、「“これまでのところ”21世紀で最も英国のラジオでかかった楽曲だから!その“これまでのところ”ってことをよーくわかってるから。“世紀”について語るにはまだまだ全然早すぎるってこともね」と自虐気味に綴った上で、「過去19年間に英国のラジオでどの曲よりもかかったのが“チェイシング・カーズ”だったってことに僕らは圧倒されている。かけてくれているラジオ局やDJ、そしてリクエストしてくれるファンのみんなにありがとう。昨年だけで12,000回英国のラジオでかかっているから、いまだにたくさんかけてもらっているよ(きっと“わかってるよ、もういい加減にしてくれ!”って思ってる人もいるだろうね)。25周年にどえらいことを知らされた」と喜んでいる。

最終更新:7/18(木) 15:15
Billboard Japan

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事