ここから本文です

災害対策で国に提言 23、24日に全国知事会議  富山で27年ぶり開催

7/18(木) 23:56配信

北日本新聞

 都道府県知事が一堂に会し、地方が抱える課題への対応策を話し合う全国知事会議が23~24日、富山市のANAクラウンプラザホテル富山で開かれる。県内開催は1992年以来27年ぶり2回目。災害対策が主要議題で、安否不明者・死者の氏名公表に関し、国に全国統一基準の策定を求める提言をまとめる予定。成果が乏しい「地方創生」を巡っても活発に議論する見通しだ。

 災害による安否不明者らの氏名は、公表すれば住民から情報が寄せられて安否確認が進むといったメリットがある一方、個人情報への保護意識の高まりで批判を浴びる可能性がある。このため自治体からは「公表、非公表の判断が難しい」と戸惑いの声が出ており、知事会は国による統一基準が必要と主張している。

 防災関連では、被災者の住宅再建を支援する「被災者生活再建支援制度」の見直しも課題だ。現在の対象は全壊と大規模半壊などに限定されており、半壊でも支援金を支給するよう要望する。

 地方創生は、東京一極集中に歯止めがかかっていない現状を踏まえ、国が取り組むべき施策を議論。提言には、企業の地方移転を促す制度の拡充などを盛り込む方針だ。

 夏の知事会議は毎年の恒例で、2020年は6月に滋賀県で開催する予定。

北日本新聞社

最終更新:7/18(木) 23:56
北日本新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事