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害虫ガ「ツマジロクサヨトウ」 沖縄で2匹目確認 恩納村のトウモロコシ畑

7/18(木) 9:40配信

沖縄タイムス

 沖縄県恩納村で11日に幼虫が発見された害虫のガ「ツマジロクサヨトウ」について、那覇植物防疫事務所は12日午後の追跡調査で、同じ畑から新たな幼虫1匹が発見されていたと17日に明らかにした。県内で確認されたツマジロクサヨトウの幼虫は2匹となった。県内全域での調査は終了しており、17日時点で、ほかの個体は確認されていない。

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 県と那覇植防は、3日に鹿児島県でツマジロクサヨトウが確認されたことを受け、8日から県内で緊急調査を実施。11日に恩納村の飼料用トウモロコシ畑で、このガの幼虫と疑われる個体を発見した。12日に那覇植防がツマジロクサヨトウと確認した。

 発見を受け、那覇植防は12日午後、幼虫が発見された飼料用トウモロコシの畑と、周辺の畑の追跡調査を開始。幼虫が発見された畑から新たに1匹の個体を確認した。周辺の畑から新たな個体は発見されなかった。

 生息地域の拡大を防ぐため、16日から畑のトウモロコシをすべて刈り取る作業を始めている。県農林水産部営農支援課農業環境班の大田守也班長は「引き続き警戒し、今後は一般の方や農家から情報提供などがあれば、また調査を実施したい」と話した。

 繁殖能力が強いツマジロクサヨトウは、1日に100キロもの距離を飛来する能力を持つ。国内では3日の発見以降、宮崎、熊本、長崎、沖縄など九州を中心に分布区域を急速に拡大している。

 南米などの熱帯地域が原産だが、近年はアフリカや中国、台湾にもまん延しており、アフリカではトウモロコシが壊滅的な被害にあった。

最終更新:7/18(木) 9:40
沖縄タイムス

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