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驚異の成長を続ける晴山ケビン、京都から千葉へ「期待に120%応えて優勝する!」

7/19(金) 19:05配信

バスケット・カウント

「千葉で活躍できれば『本当に勝ち取った』と言える」

文=鈴木健一郎 写真=バスケット・カウント編集部、古後登志夫

東日本大震災による津波の被害を受けた岩手県の陸前高田市で行われた、子供たちにスポーツの機会を提供することで勇気づけるイベント『東北絆カップ』に、地元出身の晴山ケビンが駆け付けた。「バスケで故郷に恩返しがしたい。子供たちに何か良いきっかけを与えられれば」と言う晴山は、ここで同郷の子供たちに顔と名前を覚えてもらい、次はBリーグのコートで活躍する姿を見せることを誓う。京都ハンナリーズから千葉ジェッツへの移籍が決まり、まさにキャリアの勝負どころを迎えている晴山に、移籍についての心境と新シーズンの抱負を聞いた。



──まずは京都での話を聞かせてください。もともとBリーグ1年目の川崎でプレータイムをなかなか得られずに京都へ移籍しました。その京都で先発になり、この2シーズンでプレータイムも伸びて結果も残しました。京都での2シーズンでは手応えを得られたと思います。

そうですね。京都に行った時はプレータイムを得ることが目標だったので、たくさん試合に出してくれたことにはもちろん感謝しています。でも、試合に出て気づくこともすごく多くて、自分に足りないものがこんなにあるんだと分かる2年間でした。

最初はとにかくプレータイムが欲しいと思っていたのですが、試合に出るようになると、他のチームメートの代表として選ばれてコートに立っているんだから、最低限の活躍をしなくてはならないと考えるようになりました。自分はそこでもっと自覚を持ってプレーする必要があるし、なおかつ数字がモノを言う世界です。自分はシューターとして使われていたので、それならシュートの確率はリーグ1位を目指さなくてはいけない。そこで自分が1位にならないとチームは勝てない。そんな考え方をするようになったのは自分の中での明確な変化です。

──シュートの成功率でリーグトップとは行きませんでしたが、それでもプレータイムは30分近くまで伸びて(28.2分)、60試合すべてに先発出場。スタッツも軒並み伸びました。それでも足りないものを感じていたのですか? 

いろんな考え方がありますけど、プレータイムを勝ち取ったというよりは、ベテランもルーキーも多いチームの中で自分が使われたと感じています。「出させてもらった」という感覚です。プレータイムを得ることを目的に京都に行ったので、それはすごくありがたいんですけど、「もっと力をつけなきゃいけない」と思うこともたくさんありました。今回は千葉に移籍しますが、同じぐらいの年代の選手が多くて、僕よりもレベルの高い選手がいます。そこで自分がどれだけできるか、そこでも活躍できるのであれば「本当に勝ち取った」と言えると思っています。

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最終更新:7/19(金) 19:05
バスケット・カウント

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