ここから本文です

チューブ食から植物栽培まで、写真で見る宇宙食の進化

7/19(金) 15:31配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

ニール・アームストロングとバズ・オルドリンが人類初の月面着陸を成功させたとき、彼らはアポロ11号でおいしい食事を取ることはできなかった。

【全画像をみる】チューブ食から植物栽培まで、写真で見る宇宙食の進化

食事は牛肉や野菜など。乾燥され、パッケージされていた。

現代の宇宙食も似たようなものだが、種類は豊富でおいしい。

将来、宇宙飛行士は宇宙空間で新鮮なフルーツや野菜を育てることができるようになるだろう。

7月20日はアポロ11号の月面着陸50周年。ニール・アームストロングとバズ・オルドリンは初めて月面に立った人類となった。

その栄光の瞬間から、アメリカの宇宙計画は数え切れないほどの成果をあげてきた。火星への探査機の着陸、ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在などだ。

また宇宙飛行士の食事も改善が進んだ。現在の宇宙飛行士もまだパッケージに入った食事を食べているが、1969年にアームストロングとオルドリンが食べたものよりも種類が豊富でおいしい。

1969年から現在までの宇宙食の進化を見てみよう。

1962年:ジョン・グレンは宇宙で食事をした1人目のアメリカ人となった。チューブからアップルソースを食べた。

宇宙で食事をした初の人類(そして、宇宙に初めて行った人類)は、ユーリイ・アレクセーエヴィチ・ガガーリン。1961年4月、ガガーリンはボストーク1号で地球を1周した。ガガーリンはチューブを絞って牛肉とレバーのペーストを食べ、デザートにチョコレートソースを食べた。

1960年代:Tangの粉末ドリンクは宇宙飛行士の間で人気となった。

1965年:NASAは食べ物を乾燥させ、プラスチック包装した。

1964年:ジェミニ計画ではシュガークッキーも用意された。

1969年:アポロ11号の宇宙飛行士はパッケージされた牛肉と野菜を食べた。

1971年:アポロ15号の宇宙飛行士は月面でアプリコットバーを食べた。

1972年:ワインを飲むことも許された。

1973年:アイスクリームが用意された。だが土産物店で売られているものとは違った。

1973年のスカイラブ計画では、冷蔵庫が装備された。宇宙飛行士は「普通の」アイスクリームを食べることができた。フリーズドライのアイスクリームではなく。

1983年:スペースシャトルの宇宙飛行士はピラフを食べた。

※テレビディナー:レンジで温めて食べる冷凍のインスタント食品。

2006年:NASAは有名シェフ、エメリル・ラガッセのレシピ5つを採用。

2015年:NASAは宇宙飛行士の便から食事を作る研究に資金を投じた。

2017年:国際宇宙ステーションの宇宙飛行士はブルーベルのアイスクリームとスニッカーズのアイスバーを受け取った。

2019年:宇宙飛行士はついにLEDライトを使って食物を育てることができるようになる。

NASAは、2024年までの月面着陸を目指して、月を周る宇宙ステーション「ゲートウェイ」の建設を計画している。この新しい宇宙ステーションのプロトタイプの1つが「スペースガーデン」。LEDライトを使って24時間レタスを育てる施設だ。ガーデンは大量の水を使わずに、イチゴ、ニンジン、じゃがいもも育てることができる。

2005年、国際宇宙ステーションの宇宙飛行士がロメインレタスを栽培し、このアイデアが実現可能であることを証明した。

温度管理され、フリーズドライされた宇宙飛行士の食事は大きな進歩は望めないが、栽培された新鮮な食材は宇宙空間での食事を劇的に改善するだろう。

[原文:From applesauce in a tube to 'space noodles,' here's how astronaut food has evolved from the 1960s to today]

(翻訳:Makiko Sato、編集:増田隆幸)

Aria Bendix

最終更新:7/22(月) 9:31
BUSINESS INSIDER JAPAN

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事