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トランプ大統領の“問題ツイート”。米メディア「人種差別主義者」と激しく批判

7/19(金) 17:01配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

トランプ米大統領が7月14日午前(米東部時間)、「進歩的な民主党の女性下院議員ら」に対し、国に「帰って、もといた国を良くしたらどうか」と発信したツイートが、「人種差別だ」と大きな問題になっている。

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新聞紙面のオピニオン欄やテレビの識者談話では、「偏見主義の最高幹部」(ロサンゼルス・タイムズ)、「骨まで人種差別主義」(ニューヨーク・タイムズ)、「人種差別主義の暴言」(CNN)などという厳しい言葉が連日並んでいる。

トランプ氏は7月14日朝、3本のツイートで、突然女性下院議員らを批判し始めた。

「『進歩的』な民主党の女性下院議員らは、政府が本当に完全にひどいことになっている国からもともと来たのに、世界で最悪で、最も腐敗して、ほかの何処よりも無能な政府(機能している政府があればのことだが)の国から来たのに、それが今や、世界で最も偉大で最強のアメリカ合衆国の人々に、政府に、ああしろこうしろと大声でけなしているなんて、実に興味深い」

「もといた場所(訳注:国)へ帰って、完全に崩壊して、犯罪まみれの地元を直す手助けをしたらどうだ。それをやってから戻ってきて、その方法を教えたら」

「そういう場所は、皆さんの助けがぜひ必要だ。とにかく、さっさと行ってもらいたい。ナンシー・ペロシ(注:民主党下院議長)は喜んで、旅費をただにする算段をすぐにしてくれるはずだ!」

ターゲットにされた4人の女性議員

トランプ氏はこのとき名指しこそ避けているが、ターゲットにされた女性議員は次の4人だ。

アレクサンドリア・オカシオコルテス議員(ニューヨーク州選出)

ラシーダ・タリーブ議員(中西部ミシガン州選出)

アヤナ・プレスリー議員(東部マサチューセッツ州選出)

イルハン・オマール議員(中西部ミネソタ州選出)

4人のうちオカシオコルテス、タリーブ、プレスリーの3議員はアメリカ生まれだが、それぞれヒスパニック系、パレスチナ系、アフリカ系と非白人系だ(women of color)。最年少下院議員のオカシオコルテス氏はニューヨーク・ブロンクスに生まれ、トランプ氏が生まれたニューヨーク・クィーンズの病院から20キロと離れていない所の出身という。タリーブ、プレスリー両氏は移民3世だ。

オマール議員はソマリアで生まれ、12歳で家族と共にアメリカに難民として亡命した。

4人の女性議員は民主党内でもより「進歩的」で、トランプ氏批判の急先鋒。しばしば民主党内の穏健派とも対立する。

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最終更新:7/20(土) 5:01
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