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8月バスケW杯は渡辺雄太が主役 NBA生き残りかけ絶好の機会

7/19(金) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 米プロバスケットボール(NBA)のサマーリーグでチームの優勝に貢献したメンフィス・グリズリーズの渡辺雄太(24)が17日、帰国した。

 若手の登竜門である同リーグでは4試合に出場して、1試合平均24.5分間プレー、同14・8得点、同7・3リバウンド、同1.5アシストをマーク。両足のすねを痛めたこともあり、大事を取って決勝トーナメントを欠場したものの、予選ラウンドでは中心選手としてチームを牽引した。

 昨季は、下部リーグに所属しながらNBAでプレー可能な「ツーウエー契約」で初めて本場のコートに立った。

 サマーリーグでは、昨季の経験が生きたそうで「(NBAで)やれると確信できた。すごく充実して楽しくプレーできた」と満足そうな表情を見せた。

 今後は8月31日開幕のW杯(中国)に向けて、同月上旬にも日本代表候補合宿に参加。ウィザーズ・八村塁(21)とともに、日本代表の主力と期待されるが、肝心のグリズリーズでのロースター入りは不透明な状況だ。

 グリズリーズのテイラー・ジェンキンス・ヘッドコーチからはさまざまな役割を与えられるなど、期待の高さをうかがわせたが、渡辺は「今年もツーウエー契約になると思う」と、開幕ロースターに残るのは厳しいとの見通しを明かした。

 渡辺の去就は今後のチームの補強にも左右されるが、まだチャンスは残っている。

 世界のトップ選手が集まるW杯には、各チームともGMをはじめとする編成担当者を派遣し、逸材の発掘に力を入れている。渡辺のように立場が微妙な若手は自軍のGMにアピールする絶好の機会でもある。

 しかも、日本(世界ランキング48位)は予選ラウンドE組で、いずれもNBA選手が揃う米国(同1位)、チェコ(同24位)と同組だ。スター軍団を相手にパフォーマンスを発揮すれば、クリス・ウォレスGM(グリズリーズ)の評価を覆せる可能性もある。

 W杯では、八村よりも、NBAでの生き残りがかかる渡辺が大黒柱になりそうだ。

最終更新:7/19(金) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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