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J1清水、二見のロングスロー注目 神戸戦で決勝ヘッド演出

7/19(金) 17:00配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 J1清水のDF二見宏志(27)が6日のリーグ第18節神戸戦の終盤、敵陣深くからロングスローをゴール前に放り込み、ドウグラスの決勝ヘッドを演出した。試合後、本人が関西弁でしきりに口にしたのは「スタッフのおかげやわ」。どういうことか-。

 1-1で迎えた後半23分、敵陣左サイドで球がタッチラインを割ると、二見が最終ラインの持ち場を離れてスローインの位置まで駆け上がってきた。

 ボールを受け取ると、ピッチ脇に置かれていたタオルをビニール袋から取り出し、入念にボールの表面を拭き始めた。両手が雨や汗などで滑らないようにするためだ。

 二見が感謝するのはスタッフの用意周到さ。チームは今季から、ロングスローを投げる二見のためにピッチの四つ角にタオルを置く。雨の日でなくてもビニールに入れる理由の一つは、芝生に水をまく時にぬれてしまう恐れがあるから。関係者によると、悪知恵の働く相手選手が水分補給ついでに素知らぬ顔でタオルに水を掛けることもあるという。

 勝負の世界では、さまざまな場面で駆け引きが繰り広げられる。篠田監督は「ちょっとしたことが勝負の分かれ目になる。できる限りの準備をして試合に臨むことが大切だ」と話す。

 二見がロングスローを試合で使うようになったのは阪南大時代から。「肩は昔から強かった」。今後も飛び道具として相手に脅威を与えそうだが、本人は「相手も対策してくるだろうし、忘れたころにやるのがいい」とはぐらかす。指揮官は「やるかやらないかは、自分たちで決めればいい」と選手に任せている。

静岡新聞社

最終更新:7/19(金) 17:00
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

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