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<牛尾憲輔>劇伴の刺激 ポジティブスパイラルも ショートアニメ「そばへ」も話題

7/20(土) 11:20配信

まんたんウェブ

 ショートアニメ「そばへ」がYouTubeのマルイノアニメ公式チャンネルで公開され、既にSNSで「美しい!」などと絶賛の声であふれている。劇場版アニメ「未来のミライ」(細田守監督)に助監督として参加した石井俊匡さんが監督を務め、agraph(アグラフ)名義で活動し、アニメ「ピンポン THE ANIMATION」「リズと青い鳥」などに参加してきた牛尾憲輔さんが音楽を担当したことも話題だ。牛尾さん、石井監督に音楽の魅力、制作の裏側を聞いた。アニメ、実写などさまざまな映像作品に参加してきた牛尾さんは、アーティストとしての活動、劇伴との関係を「二つの仕事を行き来するポジティブスパイラルがある」と明かした。

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 ◇たくさんの雨のしずくが垂れるように

 「そばへ」は、とある雨の日、帰路につこうとした統(おさむ)が、 紗友(さゆ)にプレゼントされた傘がなくなっていることに気付き、傘がやがて少女になる……という展開。丸井グループの企業理念の一つに掲げる「インクルージョン(包摂)」をテーマに、東宝、アニメ「宝石の国」などのアニメ制作会社のオレンジが制作。女優や声優として活躍する福原遥さんが声優として出演した。石井監督は、テレビアニメ「僕だけがいない街」「約束のネバーランド」などにも参加してきた気鋭の若手クリエーターで、これが初監督作品。

 アニメはインクルージョンがテーマとなっている。牛尾さんはオファーを受けた際のことを「ピンとくるテーマでした」と振り返る。

 「プロデューサー、監督と話をしていて、雨とインクルージョンというテーマから、その場で音楽の構造が導かれました。それが最後まで貫徹できた。過去に自分のソロの作品でも雨をテーマにしたこともあったのですが、それは、雨の軌跡をイメージしていて、もっとミクロな視点だった。今回は、街、人を内包した視点で、たくさんの雨のしずくが垂れるように、いろいろな楽器が鳴っているイメージがあった」

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最終更新:7/20(土) 11:20
まんたんウェブ

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