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フェンダー初のアコースティック用エフェクターを含むコンパクトペダル新機種6種発表

7/19(金) 23:50配信

BARKS

フェンダーよりエフェクトペダルの新機種6種が登場。米ナッシュビルのSummer NAMM 2019で、FENDER MUSICAL INSTRUMENTS CORPORATIONより自己表現のためのサウンドヴァリエーションを求めるプレイヤーの声に応える新たなラインナップが発表された。

昨年のエフェクトペダル本格参入から2年目の挑戦となる今回のラインナップは全6種。エンベロープフィルター「Pour Over」、アコースティック用ペダル「Smolder Acoustic Overdrive」、コンプ/ディストーションの「Compugilist」、デュアルファズ「The Trapper」、チューブディストーション「MTG:LA」、ディレイ&リバーブ「Reflecting Pool」が揃った。これによりフェンダーのエフェクトペダルのラインナップは全21機種となる。

南カリフォルニアで開発されたこのラインナップは、プロのプレイヤーやスタジオ・ミュージシャンらのアドバイスを得て開発された。開発にあたったスタン・コーティは、フェンダーのデジタル&チューブアンプの開発者として25年のキャリアを持つオーディオのエキスパートだ。

「2018年にフェンダーとして初めて6種類のペダルを世に出した時、私たちはトーン作りの世界への大きな一歩を踏み出しました。さらに新たな6種類のフェンダーエフェクトペダルを発表した私たちは、あらゆるプレイヤーに適した、過去にない最も革新的でエキサイティングな製品を作り続けます」と、アクセサリー&コンスーマーエレクトロニクス製品開発責任者のRICHARD BUSSEYは語る。

いずれのモデルも筐体には過酷なステージでの使用にも耐える軽量で耐久性の高いアノダイズドアルミニウムを採用。エフェクトに搭載したLEDはひと目でフェンダーとわかるクラシックなアンプジュエルを装備。またコントロールノブはLEDバックライト付きで、暗いステージ上でもひとセッティングが確認できる高い視認性を誇る。今回発表された6種類の新しいエフェクトペダルにはそれぞれ、トーンの可能性を広げるために強化されたさまざまな機能が搭載されている。発売時期など国内販の詳細は後日アナウンスされる。

■Reflecting Pool Delay & Reverb

ディレイとリバーブという2種類の定番エフェクトをひとつのシャーシに統合し、ペダルボード上に組み込みやすくしたステレオペダル。リッチで複雑なアルゴリズムを処理する高精度DSPを搭載し、クラシックサウンドを忠実に再現すると同時に、別世界の新たなサウンドも引き出す。TYPE、VARIATION、QUALITYのコントロールにより精密なサウンド作りが可能で、TIMEトグルスイッチでディレイのリズム設定を細かく調整できる。さらに、楽曲のテンポにディレイの反復音のタイミングを合わせるTAP TEMPOフットスイッチも搭載。

■Pour Over Envelope Filter

オートワウと呼ばれる従来のエンベヴェロープフィルターにユニークな機能を追加したモデル。ピッキングのダイナミクスを忠実に再現でき、オンボードディストーションサーキットに専用コントロールを付加し、トグルスイッチの設定でさらなるブーストを加えることが可能。HIGH-PASS、LOW-PASS、BAND-PASSのフィルターやスウィープディレクションコントロールを統合、音楽のニーズに応じた精密なサウンド作りを実現する操作性を搭載する。

■Smolder Acoustic Overdrive

フェンダー史上初のアコースティック用エフェクトペダル。オールアナログで構成され、従来のアコースティックアンプ、SRシステム、レコーディングそれぞれに対応するアンプディストーショントーンを実現する。高音域をカットするPICKUP COMPENSATIONがピエゾピックアップの耳障りとなりがちなアタックを和らげ、DRIVEノブでディストーションの量が調整可能。さらに3バンドEQとフィルターコントロールで緻密なサウンド設計が可能。さらにキャビネットシミュレーターも搭載し、フルレンジのアコースティックアンプやPAシステムへつないだ時のフレーバーを再現できる。

■Compugilist Compressor/Distortion

ギタープレイヤーに欠かせないコンプレッサーとディストーションを、ひとつのペダルボードフレンドリーなシャーシに組み込んだモデル。2つの独立したオールアナログエフェクトはスイッチ切り替え可能で、単独または同時に使用可能。コンプレッサーはナチュラルにかかるのが魅力。コントロール類はシンプルで、サウンド設計を容易に行える。

■The Trapper Dual Fuzz

なめらかで上品なサウンドからパチパチ言う破壊的なサウンドまで幅広く表現できるThe Trapper Fuzzは、ロックンロールの中核に必要なファズエフェクト。2種類の独立したファズヴォイスをひとつのシャーシに組み込み、統合されたTONEとCONTOURコントロールで好みサウンドに調整できる。ひとつ目のよりソフトなファズヴォイスにはスイッチ切り替え可能なハイオクターブが備わり、シンセ的なトーンを生成できる。ふたつ目のグリッターサウンドのファズヴォイスには、インタラクティブなノイズゲートが備わっている。

■MTG:LA Tube Distortion

MTG:LAは米国製NOS 6205プリアンプ真空管を登載したチューブディストーションペダル。正真正銘のチューブトーンを愛するプレイヤーに最適なモデルだ。TONE、BASS、TREBLE、TIGHTコントロールがサウンド作りを容易にし、BOOSTスイッチが音量とゲインを持ち上げソロパートを際立たせる。MTG:LAのヴォイシングはオリジナルのMTGとは異なり、低音のレスポンスが良く、ディストーションにも新たなテクスチャが加わっている。さらにオリジナルMTGのMIDコントロールに代わり、TONEコントロールが追加。ヘッドルームの広さとチューブアンプをドライブしたようなサウンドが魅力のモデルとなっている。

最終更新:7/19(金) 23:50
BARKS

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