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子育て支援の輪をもっと 大分県社協が子ども食堂ネットワーク設立

7/19(金) 12:36配信

福祉新聞

 大分県社会福祉協議会(草野俊介会長)はこのほど、「おおいた子ども食堂ネットワーク」を設立した。県内の24の子ども食堂のほか、民生委員・児童委員やボランティアなど11の団体も参加。関係者がつながることで、地域ぐるみで子育て支援の輪を広げる狙いがある。

 6月21日には大分市内で設立イベントが開催され、関係者など70人が参加。開会あいさつで、梅木豊誌・大分県社協事務局次長は「地域の居場所づくりから生まれる新たなつながりで、子どもたちが希望を持って成長できる地域の実現を目指します」と話した。その後、立松洋子・別府短大食物栄養科学科長を招いた研修会も行われ、参加者らは食品衛生や、災害時の食事づくりについて学んだ。

 同ネットは、地域の関係者による連携を強化するため、各子ども食堂の交流会や研修会を実施するほか、立ち上げや運営の支援、子ども食堂に関する調査研究も実施する。

 大分では、「フードバンクおおいた」(事務局・大分県社協)と連携するのも特徴だ。企業とも連携し、物品や食料の寄付を直接、子ども食堂で使ってもらう。

 大分県社協によると、2016年から子ども食堂の運営者が情報交換をする連絡会を定期的に開催していたという。その中で、参加者から「行政や民生委員とのつながりがほしい」や「学校との連携も不可欠」などの意見が挙がり、今回のネットワーク設立につながった。

 今後、同ネットは子ども食堂など子どもたちの居場所が小学校区に1カ所以上ある状況を目指す。現在、県内の子ども食堂数は61カ所だ。梅木次長は「子ども食堂の運営が継続的に広がるよう人や資金などの確保に力を入れたい」と話している。

最終更新:7/19(金) 12:36
福祉新聞

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