ここから本文です

まさか…京アニ放火犠牲、らき☆すた舞台の埼玉でもショック 犯人に怒り「幸せや夢与える会社になぜ」

7/19(金) 8:00配信

埼玉新聞

 スタジオが放火され大勢の犠牲者が出た「京都アニメーション」は、埼玉県久喜市などを舞台にした人気アニメ「らき☆すた」を手掛けたアニメ制作会社として知られる。県内のファンやまちおこし関係者にも大きな衝撃が走り、「夢を与える会社がなぜ」「犯人に対して怒っている」といった声が相次いだ。

 1981年に創業した同社は京都を拠点に、数多くの話題作を送り出してきた。その丁寧な作画は「京アニクオリティー」と称され、国内外で多くの支持を獲得。2007年にテレビ放映された「らき☆すた」では、久喜市の鷲宮神社や幸手市の田園風景などを忠実に表現し、ファンが舞台地を訪れる「聖地巡礼」を後押しした。

 熱心なファンの1人、さいたま市中央区の会社員大木敏久さん(40)は仲間からの報せで事件を知った。「らき☆すたを作ってくれた恩のある会社。被害に遭ったのはとても残念だし、犯人に対して怒っている」

 久喜市鷲宮地区では、商工会と商店街が中心となってアニメのまちおこしを推進し、ファンとの交流は現在も続いている。菓子店を営む島田吉則さん(53)は「まさか、京アニさんと聞いてショックだった。幸せや夢を与える会社で、何でだろう」と驚きを隠さない。

 ファンが集まる同地区の名物スナック「ジャングル記念日」のマスター森田一男さん(43)は「『京アニにらき☆すたのアニメ第2期を作ってほしい』と願う声は今も根強い。今後どうなってしまうのか」と懸念する。

 1本のアニメが人生を変えることもある。さいたま市緑区の自営業堀米湧太さん(25)はらき☆すたが契機となり、“オタクビジネス”の世界へ身を投じた。業界の一員として、「立て直すのは難しいと思うけど、何とか復活して、また京アニのアニメを見せてほしい」とエールを送った。

最終更新:7/19(金) 8:17
埼玉新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事