ここから本文です

不振でもスポンサーが絶えなかった石川遼の魅力

7/19(金) 7:04配信

VICTORY

2016年8月の「RIZAP KBCオーガスタ」以来、3年近く勝利から遠ざかっていた石川遼が「日本プロゴルフ選手権大会」で待望の復活優勝を挙げた。2017年にPGAツアーのシード権を喪失し、2018年も未勝利に終わり、苦しい時期が続いたが、それでも彼を支え続けたスタッフと涙ながらに抱擁するシーンは感動的だった。

そのサンバイザーには、正面に用品契約を結んでいるキャロウェイのロゴ、ひさし部分に所属契約を結んでいるCASIOのロゴ、右サイドに2008年からスポンサー契約しているANAのロゴ、左サイドにイメージキャラクターを務めているアサヒ飲料のロゴが輝いていた。さらにサンバイザーの後ろには、アドバイザリー契約を結んでいる山本光学のスポーツアイウェアが丁寧にかけられていた。

PGAツアーに果敢に挑戦したものの、勝利を挙げることができないまま故障が発生し、彼の挑戦を無謀だと批判する声もあったが、それでも彼の周囲にはスポンサーが絶えなかった。2011年に無免許運転事件を起こし、自動車メーカーや当時の所属先がスポンサーから離れたこともあったが、2013年4月からCASIOと所属契約を結び、今もサポートを受けている。

所属先のCASIOが主催する「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」は、現在は高知県のKochi黒潮カントリークラブで開催されているが、1981年の大会創設から2004年までは戦いの舞台である鹿児島県のいぶすきゴルフクラブで開催されていたことは、石川遼も当然知っていたはずだ。

だからこそ、大会の開催すら危ぶまれた悪天候に見舞われながらも、「大会が開催されるからには、やっぱり自分が勝って、大会を開催してよかったと皆さんに思ってもらえるように、それを目指して頑張って、7打差くらいまで開いたんですけど、そこから皆さんの力で戻ってこられたと思います」と優勝インタビューで感謝の気持ちを口にする姿に、彼の人間性の素晴らしさを感じずにはいられなかった。

1/2ページ

最終更新:7/19(金) 7:04
VICTORY

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事