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薩長同盟第2弾で純米吟醸原酒「ふれんど」完成 山口

7/19(金) 14:51配信

宇部日報

山口大と鹿児島大の学生ら協力

 山口、鹿児島両大の学生らが共同で造った純米吟醸原酒「ふれんど」が、20日から販売される。山口市役所で18日、発表会が開かれ、商品の名付け親となりラベルのデザインを手掛けた、作家で美術家の大宮エリーさんがPRした。
 
 昨年、山口と鹿児島両市は明治150年に合わせて、産学官連携による清酒「薩長同盟」を開発した。幕末に長州藩が薩摩藩に兵糧米を送ったという史実にちなみ、山口県内で育てた酒米「山田錦」の種もみを鹿児島に送って栽培し、山口の酒蔵で醸造。酒米の栽培は両大農学部の学生が協力して取り組んだ。
 
 「ふれんど」は前年に続く第2弾で、昨年6月に両大の学生約30人が鹿児島市内にある田に苗を手植えし、10月に玄米約1080キロを収穫。精米した約600キロを山口市嘉川の金光酒造(金光明雄社長)で仕込んだ。
 
 発表会には大宮さんのほか金光社長、栽培に協力した山口大の荒木英樹教授らが出席した。
 
 ラベルには涼やかな水の流れを描いた大宮さんの絵画作品が使用されており、一つの土でつながり、共に歩んでいくという思いを込めた当て字「歩蓮土(ふれんど)」の落款も押されている。「歴史に思いをはせながら、友人や会社の仲間と共にお酒を楽しんでほしい」と大宮さん。プロジェクトに参加した同大農学部4年の平岡真大さんは「両大で協力しながら酒造りの一連の工程を学ぶことができた」と達成感をにじませていた。
 
 金光社長によると、やや辛口で米のうま味を感じる深い味わい。限定1600本で、1本(720ミリリットル)1767円(税込み)。県内ではスーパー「アルク」や酒店で扱う。

最終更新:7/19(金) 14:51
宇部日報

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