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80年代斬新な新型モデルを市場に導入し続けたスズキ!! お笑いでなく真面目でクールなマシンに仕上がった「GAG」とは?

7/19(金) 19:00配信

バイクのニュース

キャッチフレースは、ギャグは都会をポップする、あなたの街をカッポする。

 80年代のスズキは、バイク業界に次々と新風をもたらします。2サイクルレーサーレプリカの先駆けRG250Γ、4サイクルクラスにレーサーレプリカブームをもたらした「GSX-R」、市販大型車をレーサーモデルに昇格させた「GSX-R1100」など他のメーカーが打ち出す前に続々と市場にレーサーイメージのモデルを投入します。

スズキ「GAG」の写真を見る

 そして50cc(原付)にもスズキはアッと驚くモデルを市場に投入します。1986年ミニレーサーレプリカという50ccレジャーバイクの新しい分野を生み出した「RB50 GAG」です。

 小型ながら角形幅広パイプフレームや全体を覆うフルカウル、角形スイングアームに後輪シングルサスペンションなど本格的な機能を採用していました。GAGには、総排気量49cc最高出力5.2PS/7000rpmの空冷4サイクル単気筒OHCエンジンが搭載されています。燃費性能も非常に良く、容量7リットルの燃料タンクと相まって非常に長い航続距離を誇っていました。

 前後10インチのホイールに、フロントはテレスコピックフロントフォークに油圧ディスクブレーキを採用しています。

 低速から盛り上がる4サイクル単気筒エンジンに前後10インチホイールを採用し、カッチリとした車体は、スクータなど他の原付モデルとはあからさまに違う旋回性を持ち合わせていました。しかし、1986年後半には2ストモデルのヤマハ「YSR50」や大ベストセラーモデルとなるホンダ「NSR50(1987年)」が順次発売され、4サイクルモデルの「GAG」は、爆発的人気車種にまでは至りませんでした。

 名前の通り個性的な車体色やデザインもGAGの特長です。ポップなカラーリングが4色用意されており、撃墜マークなどを採用した米空軍機風の「バトルプレーン・キャラクター」、GSX-R風の「レプリカ・キャラクター」、キャラクターをテールカウルとサイドに入れた「ピンクス・キャラクター」、赤ベースに白文字のロゴを入れた「ポップアート・キャラクター」の4色です。テールランプなどは、GSX-R750と共通のパーツで構成することでデザインも踏襲しています。

 スズキ「GAG」発売当時の価格は、18万3000円です。

■諸元
エンジン形式:空冷4サイクル単気筒SOHC
変速機形式:リターン式・4段変速
全長×全幅×全高:1540mm×610mm×870mm
最小回転半径:2.5m
車両重量:70kg
総排気量:49cc
最高出力:5.2PS/7000rpmh
燃料タンク容量:7リットル

バイクのニュース編集部

最終更新:7/19(金) 21:35
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