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米下院議員、Facebookに質問の嵐──マーカス氏、公聴会でペース乱さず

7/19(金) 13:28配信

CoinDesk Japan

アメリカ下院の議員たちは、7月17日(現地時間)に開かれた公聴会で、フェイスブック(Facebook)のブロックチェーン幹部に対して、仮想通貨「リブラ(Libra)」の開発を中断するよう繰り返し迫った。

しかし、成果はあまり得られなかったようだ。

フェイスブックの子会社カリブラ(Calibra)のCEOデビッド・マーカス(David Marcus)氏は、規制当局の懸念が完全に解消されない限り、リブラはローンチしないという約束を繰り返した。しかし、下院金融サービス委員会のメンバーにとっては残念なことに、プロジェクトの技術的作業の凍結を約束するまでには至らなかった。

同委員会の委員長を務める民主党のマキシン・ウォーターズ下院議員(カリフォルニア州)は、以前にも一時停止を要求しており、今回の公聴会でも中断を提案し、マーカス氏に次のように尋ねた。

「この質問にうやむやに答えるのは止めて、(中略)リブラとカリブラが実行することを確かにするための適切な法的枠組みを議会が成立させるまで、一時停止をこの場で約束してくれませんか」

これに対しマーカス氏は、何週間もほとんど変わらない主張を繰り返した。

「ローンチの前に分析と理解が必要という点については同意します。(中略)そしてそれを約束します。正しく行うために時間をかけます」とマーカス氏は述べた。

民主党のキャロリン・マロニー(Carolyn Maloney)下院議員(ニューヨーク州)も自身の質問の際に、同じ問題を取り上げた。マーカス氏は前に言ったことと同様の答えを始めたが、発言が終わる前にマロニー議員がさえぎった。

「それはつまりノーということですね」とマロニー議員は言った。

マロニー議員は、少なくとも完全なローンチの前に、100万人に満たないユーザーを対象とし、連邦準備制度理事会(FRB)と証券取引委員会(SEC)が監督するリブラの小規模な試験運用を行うことを約束するかどうか、マーカス氏に尋ねた。マーカス氏は再び、規制当局と協力することを約束すると述べるに留まった。

マロニー議員は試験運用を好ましく思っているわけではない。「そもそも新しい通貨のローンチをするべきではない」とマロニー議員は述べた。

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最終更新:7/19(金) 13:28
CoinDesk Japan

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