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ソフトバンク千賀、驚異のペース 奪三振率11.83 いける歴代トップ

7/19(金) 11:57配信

西日本スポーツ

 奪三振ショー披露し、俺が負の連鎖を止める! 19日楽天戦(楽天生命パーク)に先発する福岡ソフトバンクの千賀滉大投手(26)が18日、チームの連敗ストップを誓った。今季ワーストの4連敗中だが、今季は連敗で巡ってきた登板で3戦し、チームは3勝と連敗ストッパーぶりを発揮。ここまで奪三振率11・83の驚異的なペースで三振を量産する右腕が、球宴明けの後半戦初マウンドで自己最速のシーズン10勝目を手に入れる。

【写真】千賀お化けフォークの要因 これだけ開く人さし指と中指の間

 どんよりとした雲が垂れ込め、肌寒ささえ感じる楽天生命パークで、千賀は後半戦初登板に向け汗を流した。時には笑顔も見られ、4連敗中という重たい空気が漂うことはなかった。むしろ、その現実に右腕も少し驚いている。

 「前半戦の終わり方は、連勝もあったし(連敗で回ってくるとは)予想もしなかった。ここから(連勝が)始められるように」

 ファン投票&選手間投票でトップ当選を果たした球宴は、12日の第1戦で2イニングに登板。35球を投げただけで、それから中6日の登板に「間隔が空いたので不安なところもあるけど、しっかり投げたい」と仕切り直しへ気持ちを高める。

 今季はここまで105回で138奪三振、奪三振率11・83を誇る驚異の三振メーカー。規定投球回をクリアした投手で歴代最高の1998年の石井一久(ヤクルト)がマークした11・05を塗り替える可能性は十分にある。

 今季のリーグでの球団別奪三振率は楽天戦の13・09が最も高い。しかも楽天生命パークで先発した4月12日にマークした14奪三振が今季の最多と、マウンドの相性もいい。歴代最高記録を持つ石井氏がゼネラルマネジャー(GM)を務める楽天相手に、奪三振ショーを披露し、負の連鎖を断ち切る構えだ。

 前半戦はことごとく連敗ストップに成功した。4月19日の西武戦(メットライフドーム)、5月11日のロッテ戦(ヤフオクドーム)は3連敗で止め、2連敗で巡ってきた5月24日同戦(ZOZOマリンスタジアム)でもチームは勝利した。

 後半戦は3試合で計3得点と打線が落ち込み、さらに今カードからはキューバ代表戦に出場するグラシアルも不在。より1点の重みが増す中、千賀はマウンドに立ち続けることが勝利への近道とも考える。

 今季のチームの完投は大竹の1度のみだが敗戦でのもの。千賀はリーグ2位タイの105イニングを投げながら完投はない。工藤監督も「彼にかかる期待も大きくなる。でも、うちのエースなので仕方がない。(カードの)頭を取ると全然違うから。彼のピッチングをしてほしい」と信頼する。

 森が不在の若い救援陣の負担軽減のためにも、少しでも長い投球が求められるのは必然。「金曜日を重視してもらっている中で、イニングを放りたい。(完投も)増やしたいし、そのための技術を磨きたい。ワンチャンスで勝てるように」。期待に応える快投で後半戦初のマウンドを飾る。

西日本スポーツ

最終更新:7/19(金) 12:20
西日本スポーツ

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