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テレビに映らない「れいわ新選組」は、リアルを動かせるか?(畠山理仁)|参院選2019

7/19(金) 18:31配信

選挙ドットコム

7月21日(日)に迫る第25回参議院議員通常選挙(以下、今回の参院選)の投開票日。今回の参院選で山本太郎氏が率いる「れいわ新選組」がネット上の注目を集めています。れいわ新選組が巻き起こすムーブメントに、フリーランスライターの畠山理仁氏(主著:『黙殺 報じられない”無頼系独立候補”たちの戦い』集英社)が選挙の現場から迫りました。

テレビが黙殺する「れいわ新選組」

4月からの寄付総額は3か月で3億円以上。街頭演説会場には最低でも100人。多いときには千人以上が駆けつけ、演説終了後にはボランティア登録者や寄付者が列をなす――。

そんな一大ムーブメントを巻き起こしているのが、山本太郎が4月に一人で立ち上げた「れいわ新選組」だ。しかし、この盛り上がりが「選挙期間中」のテレビではほとんど報じられない。そんな“異常事態”が現在も進行中だ。

誤解のないように言っておく。テレビ局の記者たちは、れいわ新選組の取材をしていないわけではない。れいわ新選組が参院選の公認候補予定者を続々と発表した6月末~7月3日。記者会見場や街頭演説会場には、たくさんのテレビカメラがやってきた。そこでは記者との活発な質疑応答も行なわれていた。

新情報による驚きもあった。当意即妙な返答で起きる笑いもあった。しかし、テレビカメラが撮影した映像が「選挙期間中」にテレビで流れることは、ほとんどなかった。

参院選公示前日の7月3日、山本太郎は「有為な人材を優先的に当選人とする」比例特定枠の1位に難病ALS患者・ふなごやすひこ、2位に重度障害者・木村英子を指定すると発表した。山本自身は前回4位で当選した東京選挙区(今回から定数6)からは出ず、比例で立候補するとも発表した。

現職議員が地盤を変える。しかも、山本が当選するためには、れいわ新選組は比例で3議席以上獲得しなければならない。東京選挙区で山本が出れば1議席を維持することは固いと見られていただけに、大きな賭けだ。

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最終更新:7/19(金) 18:31
選挙ドットコム

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