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ロリー・マキロイは“奇跡”まであと1打 最終18番スタンディングオベーション

7/20(土) 7:51配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇メジャー第4戦◇全英オープン2日目(19日)◇ロイヤルポートラッシュ(北アイルランド)◇7344yd(パー71)

無念の予選落ち

日が沈みかけ、寒さも増した金曜日の夕方に、ギャラリーたちのテンションは上がっていた。ロリー・マキロイ(北アイルランド)が1つバーディを奪うたびに大歓声が沸き起こり、彼を取り巻くギャラリーが増えていく。

初日に8オーバー「79」と出遅れたマキロイだが、2日目の前半は2アンダー。後半に入って10番から3連続。16番(パー3)もバーディとして、ついに予選通過にあと1打と迫った。

ギャラリーからは「One more!(もう1個)」の声が飛ぶ。最終18番では、グリーンへと歩いていくマキロイを巨大スタンドに陣取ったギャラリーたちがスタンディングオベーションで出迎える。2打目はグリーン左にこぼしていたが、このアプローチを直接決めればカットラインに滑り込める。入念にラインと落とし所を確認したマキロイが、球の方へ歩いていくと、再び大歓声があと押しする。――だが、その想いは叶わなかった。

最終ホールをパーで締めくくったマキロイを温かい拍手が包み込んだ。新コースとなってからのコースレコードに並ぶ6アンダー「65」で猛追した。帽子を取り、手を上げて歓声に応えたマキロイは、誇らしげに胸を張った。

「いろんな感情が入り混じっている。週末に残れなくてがっかりしているし、きのうの困難な1日から、自分がどれだけうまく立ち直れたかということを信じられないくらい誇らしくも思う。それに、最後の最後まで自分を応援してくれたすべての人、ひとりひとりに感謝したい」

開幕前、マキロイはあえて地元の期待を背負い込むことをしなかった。だが、この日の終盤にその気持ちは変わっていた。「今大会が始まる前、自分のためにプレーをしたいと言ったけど、この日のラウンド終盤は自分のためと同じくらい彼らのためにプレーをした。利己的だけど、あと2日間、彼らのサポートを感じていたかった」。地元ファンとともに戦った1日を、マキロイは「人生でもっとも楽しかったラウンドの1つ」と表現した。(北アイルランド・ポートラッシュ/今岡涼太)

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