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台湾東部で黒潮にのまれた手こぎボート、宮崎の海に漂着

7/20(土) 19:51配信

中央社フォーカス台湾

(台東 20日 中央社)先月9日に東部・台東県の離島、蘭嶼の海で転覆し、黒潮にのみ込まれた手こぎボートが、宮崎県沖で発見された。こぎ手の衣服や持ち物、現金などもそのままだった。関係者が19日、海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)からの通知を受けた。

ボートは、2016年に旅行で同島を訪れた香港のボート職人でこぎ手でもある胡梓康さんが、環境保護を訴えてペットボトルや廃油の回収を行う地元の青年、林正文さんに感銘を受けて制作した。このボートで海を渡るプロジェクトを立ち上げ、インターネットを通じて資金を募るクラウドファンディングも実施して林さんの活動を支援し続けている。

約1年半かけて、22人乗りのボートを完成させた胡さん。有志を募って昨年5月13日に台東県最南端の達仁郷の海辺から蘭嶼を目指したが、波が高くて失敗に終わった。それでもあきらめず、今年6月9日に再挑戦。今度は南部・屏東県南東の興海漁港から黒潮に乗る形で蘭嶼に向かったものの、到着間近で転覆し、ボートは黒潮とともに北に流されてしまったという。胡さんは、漂流ごみにならなくて良かったと胸をなでおろしている。

海巡署によると、受け渡しの方法については日本側が決定し、外交ルートを通じて協議される予定だという。

(盧太城、劉建邦/編集:塚越西穂)

最終更新:7/20(土) 19:51
中央社フォーカス台湾

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