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植樹の鬼となれ!森をアメリカ1個ぶん増やせば気候変動を緩和できるんだ

7/20(土) 22:01配信

ギズモード・ジャパン

とにかく木を植えまくればなんとかなる?

地球を気候変動の脅威から救ってくれるのは森、それもまるっとアメリカ1個分サイズの森だという研究結果が発表されたそうです。

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いいことづくめ

木は光合成を行いながら空気中の二酸化炭素を吸収します。ご存知のとおり、二酸化炭素は気候変動を引き起こしているやっかいな温室効果ガス。木を植えて森林を増やせば、人間が排出している二酸化炭素をどんどん吸いこんで枝や根に貯蔵してくれます。

だから木をたくさん植えれば、人間が排出した二酸化炭素を相殺できる。そう思いますよね。ただし、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が試算したところでは、2050年までに地球温暖化をなんとか1.5℃以下にとどめるためには、地球に現存している44億ヘクタールの森林に加えて、あと10億ヘクタール必要だそう。

世界人口は現在7.7億人ですから、一人当たり1.3ヘクタール、またはオリンピックサイズのプール10個分ぐらいの面積に木を植えなきゃいけない計算です。

…いや、無理でしょ?

無理ではない

希望はあります。

このところスイス連邦工科大学チューリッヒ校の研究者が米科学誌『Science』電子版で発表した論文によれば、地球上にはまだ植林可能な土地が9億ヘクタール残されているそうです。これ、ほぼアメリカ1個分の広さです。

この9億ヘクタールすべてを森林で埋め尽くすことができたなら、2050億トンもの二酸化炭素を吸収してくれる計算だそう。去年の二酸化炭素排出量は371億トンだったそうですから、かなりの量ですね。

IPCCが算出した10億ヘクタールには届かない数字ですし、達成するのにはとんでもなく時間も経費もかかりそうですけど、いますぐ始められる現実的なソリューションとしてはアリなのです。

「森林再生は気候変動と戦うための重要な対抗手段です」と米Gizmodoに語ってくれたのは研究の共同著者のひとり、Jean-Francois Bastinさん。

「もし植林可能なエリアすべてにおいて森林再生が実現したら、今現在で空気中にたまっている二酸化炭素の4分の1ほどの量を減らすことができるでしょう」とも。

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最終更新:7/20(土) 22:01
ギズモード・ジャパン

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