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【中京記念予想】 パドック予想の達人が馬体から勝ち馬を見極める! その相馬眼にかなったのは?/JRAレース展望

7/20(土) 18:34配信

netkeiba.com

 今週は中京記念が行われます。もともと荒れるレースとして定評があったレースですが、2000mから1600mに条件が変わった近7年間で1番人気が勝ったのは、昨年のグレーターロンドンだけという荒れっぷり。この中京記念について、馬場や馬体の面から解析していきたいと思います。

 まずは馬場傾向。先週日曜は不良→重という開催でしたが、10RのフィリピンTでは1200mで1分8秒4と悪くない時計が出ていました。馬場としてはハーツクライやオルフェーヴル、ブラックタイドなどスタミナ系サンデーサイレンス産駒の好走が目立っていたように、スタミナが問われる馬場。ただし、同じスタミナ型でもハービンジャー産駒のような、コロンとした体型の馬などは基本的に消えていました。

 先週はBコース使用でしたが、最内も伸びており、逃げ馬が少し外に出している程度で、基本的に内を開けることはなさそうです。直線一気の競馬は厳しく、好位からしっかり伸びるのが好走パターンといえそうですが、先週が渋った馬場での競馬だったので、外差しが利くようになる可能性はあります。

 そのあたりは前半のレースを注意深く見守って判断する必要がありそうですが、いずれにしろ今週もずっと雨予報なのである程度のポジションは必要でしょう。狙い目としては前記した、前に行けるハーツクライ、ステイゴールド、オルフェーヴル、ブラックタイドなどスタミナ系サンデーサイレンス系産駒になりそうです。

 以上のようなことを踏まえ、有力馬の馬体を診断していきましょう。

 まずはカテドラル。もともとバランスが良く見栄えがする馬ですが、トモの筋肉がさらについてきた印象を受けます。順調に良くなっています。繋ぎの角度も理想的ですし、前走時よりもゆったりと見える胴回りもスタミナの要る馬場ではプラスになります。前走時ほど仕上げてきてはいないですが、今回でも十分動ける馬体のハリと仕上げだと思います。

 続いてグルーヴィットですが、こちらは前脚が短く繋ぎも短い馬体。ダートの1400mで2連勝しているように、父ロードカナロア同様、短距離に適性があると思います。他のパーツも窮屈で、1600mはやや長いように映ります。

 ヴィクトリアマイル2着以来となるプリモシーンは、無駄のない好馬体。筋肉は張り詰めていて、胸前の筋肉の逞しさから道悪もこなせそう。むしろダートの走りも見てみたいくらいです。馬場や条件はこなせると思います。今回は、この馬場状態で実質トップハンデの斤量をこなせるかがカギとなりそうです。

 ミエノサクシードは前の繋ぎが立っているのが特徴。この繋ぎで、父ステイゴールドだけに道悪は問題ないでしょう。タフな馬場で強いタイプで、近走の成績からもここはむしろチャンスといっていいと思います。ただし後方からの競馬が多いので、問題はポジショニングだけでしょう。

 ロワアブソリューは、ボリューム満点の体付きに映ります。もともと太く見せる体型の馬ではありますが、それにしてもまだ余裕残しに見えますね。ただ、筋肉のハリはあるので走れる態勢にはありそうです。現状は半信半疑で、調教の動きとともに判断したいタイプです。

 バランスの取れたマイラー体型のロードクエストは、無駄肉が取れて走りやすい状態だと思います。能力はメンバーでも上位ですが、スタミナを問われる馬場や道悪がカギになりそうです。

 以上のことから、現状では好走条件に最も当てはまっているのがカテドラル。斤量を考えても上位争いは必至だと思います。ほかでは、ミエノサクシードあたりに注目したいところです。
(文=古澤秀和)

最終更新:7/20(土) 18:34
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